「COHN ON THE SAXOPHONE / AL COHN」 ハンク・ジョーンズのピアノほかトロンボーンを加えた、クインテットのアルバム。 ウエスト・コースト・サウンドの好アルバム。この「ファンハウス」の前に一度発売されている記憶があります。アル・コーンは地味だが、聴き込むとなかなか味わいぶかいプレーヤーだ。
「A MESSAGE FROM GARCIA / RICHIE GARCIA」 白人ギタリスト「リッチー・ガルシア」の数少ないリーダー作。参加のメンバーに「トニー・スコット」や「ジーン・クイル」が参加しているが、一番は「ビル・エバンス」が参加していることで、ジャズ・ファンのウオンツが多い。 収録曲に「サボイでストンプ」、「ライク・サムワン・イン・ラブ」等々スタンダード曲が多いのも人気があるのかと。1955年の録音だけに、「ビル・エバンス」もまだ初期のころの演奏が聴ける。
「THE MODERN ART OF JAZZ / RANDY WESTON」 アフリカン・スピリッツの強い「ランディー・ウエストン」が「リバーサイド」を離れてレコーディングした最初のアルバムが本作。「セシル・ペイン」、「レイ・コープランド」等も参加のグッド・アルバム。1956年の録音。
「THE KID FROM DENVER / PAUL QUINICHETTE」 「レスター・ヤング」そっくりの「クイニシェット」の代表作といわれるアルバム。「サド・ジョーンズ」、「ジョー・ニューマン」らの参加の好セッション。
「LES JAZZ MODES」 「ジュリアス・ワトキンス」と「チャーリー・ラウズ」の双頭コンボだが、「ワトキンス」のフレンチ・ホーンをフィーチャーした「DAWN」ならではのアルバム。ピアノに「ギルド・マホーネス」の参加が面白い。
「MOOD IN SCARLET / LES MODES」 上記の「LES MODES」と名づけられた「ジュリアス・ワトキンス」と「チャーリー・ラウズ」の双頭コンボのアルバム。時代的には「ハード・バップ」前夜ともいえるセッション。
「I'LL TAKE ROMANS / DONNA BROOKS」 「ドナ・ブルックス」の人気のボーカル盤。バックにはアレックス・スミス・トリオ。オリジナルもなかなか出てこないアルバムだけに、この時の復刻はサプライズだった。