明日8月6日と言えば、広島に原爆が投下された日ですね。この原爆投下をモチーフにした音楽作品は色々あるようですが、よく知られているのは、ポーランドの作曲家ペンデレツキの”広島の犠牲者に捧げる哀歌(Threnody to the Victims of Hiroshima)”ではないでしょうか。トーン・クラスターを用いた不協和音の連続でホラー映画の様な音楽ですが、非常に緊迫感があります。細川俊夫の”ヒロシマ・レクイエム”(後に”ヒロシマ・声なき声”として改題)も、朗読や当時の放送を使いながら、原爆の恐怖を伝える野心的な作品です。