どうもサービスのイトウです。今回はオンキョーのIntegra A-819RSの修理についてお話します。
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音が出ないという症状ですが、電源を入れたとき、プロテクションが働いて、リレーが動作しません。電源を入れた瞬間ヒューズが切れそうな勢いで、変形しまた元に戻ります。DCをチェックするとリレー出力で60V明らかにトランジスタがショートしている状態と思われます。 早速パワートランジスタのコレクタを浮かせてチェックします。リレーは働くが、パワートランジスタのベースへ、39Vかかっています。 リレー出力には0Vなのでリレーは動作しますが、出力波形は正弦波が完全に崩れていました。 パワートランジスタをチェックするとやはり、エミッタコレクタ間でリークしています。A石、C石共に不良でした。サンケン2SA1770,2SC2774です。
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その他、パワートランジスタのエミッタ抵抗047Ω、ヒューズ抵抗1Ωが完全に断線していました。そのためにコレクタを浮かせた状態で出力に電圧がかからなかったのでしょう。 左がセメント抵抗、右がヒューズ抵抗です。ヒューズ抵抗のほうは、断線すると中央付近に黒点ができているのですぐにわかります。一番右のやつが型番VD1222のバリスタです。 アンプの温度補償に使用されているようですが、こちらも不良でした。
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ヒューズ抵抗ですが、中央付近の黒点をみるとすぐに断線していることが視覚的にわかります。
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こちらがバリスタ、アンプの温度補償に使用され、温度によって抵抗値が変化します。白いチョボがあるほうが、カソード側になります。
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またバイアス制御用のトランジスタも不良でした。 明らかに電流を流しすぎたようです。ベース、コレクタ間、ベース、エミッタ間で直流抵抗値が異様に高くなっていました。
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パワートランジスタは、パーツがないので代替を使用しました。2SA1494,2SC3858同じサンケンで特性も似ています。耐電流、電圧も問題なさそうです。今回は、アイドリングの回路で故障がおきて、それが終段を破壊してしまったようです。 早速、交換しアイドル電流を調整して、ロングテストで問題なさそうです。
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今回は、この辺で失礼します。
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