"United"イントロのアーシーな音からド〜ンとど迫力。レイとクインテットなのだがビッグ・バンドと錯覚してしまう程。"Noise In The Attic"リズム・セクションから入りホーン・セクションが参入。ベース、ドラムスのカッティング、レイのコンガからトランペットとドラムスの演奏で雰囲気がガラッと変わる。アルト・サックス、ピアノと続く。とても気持ちの良いグルーヴ感。"Buh's Bossa"リー・モーガンの作品。しっかりしたリズム隊をバツクに2管の伸び伸びとしたソロ〜豪快なピアノ演奏〜ズッシリしたベース。ドラムスがリードして最初に戻る。終始レイのコンガがクインテットと格闘したり、交わったりして良い味付けをしてくれている。ライナーノーツに興味深いことが書いてあるので少し引用させて頂こう。「ドラムは言葉を語ると言われている。〜中略。ドラムはただ騒々しいと思っている人がいる。けれどそれは、メロディ楽器に比べ、ドラムは語っている内容が聴き取りづらいだけだ。〜中略、耳を開けば聞えるのさ。」子どもの頃馴染んだ「盆踊り」の大太鼓。祭囃子の小太鼓。太鼓の音は「腹」に響くし、日本人としての血が騒ぐ。その影響が残ってるせいかどうかは判らないが和太鼓との違いはあれ私はドラムスやパーカッションが好きです。憂鬱さも吹き飛ばしてくれるこのCDプレゼントに応募してね(^^)