カプのおすすめCD HELGE LIEN TRIO 「HELLO TROL」 Helge Lien(p)、Frode Berg(b)、Knut Aalefjaer(ds.per.) オスロ、ノルウェー録音 曲名 1)gamut waming 2)axis of free will 3)radio 4)troozee 5)diverted dance 6)It is what it is, But it is 7)halla Troll 8)snurt 9)in the wind somewhere
1)“gamut waming”はダンディーなベース音を基盤に色彩あるピアノで奏でていきます。単調なリズムを淡々と奏でていてなかなかな男前サウンドです。2) “axis of free will” はクヌーク・オーレフィアールのブラッシュ・ワーク、フローデ・バーグの重厚でときおり利かせるベース、ヘルゲ・リエンのピアノ、三者が寄り添い神秘的な旋律を奏でながらグルーブするドラマティックな展開に魅了されます。3) “ radio” 目を閉じて耳を傾けると音の広がり、響きが堪能できます。4) “troozee” パーカッシブな乾いたドラム・サウンドと弾けるピアノ・ロール、アルコ・ベースが徐々にヒート・アップしていきます。面白い楽曲です。5) “diverted dance” 9) “ in the wind somewhere”キュンと身に沁みるような冷たい朝の北欧をイメージしたcappuccino。優しく語り掛けるピアノ・タッチに寄り添うようにドラムスのブラッシュ。木の温もりのウッド・ベースが響き渡り、疲れた心身を包み込んでくれるようです。6) “ It is what it is, But it is” スーッと引き込まれそうなメロディーが雑念を追い払ってくれるようです。7) “ halla Troll” 迸る音のおもちゃ箱。涌き出る創造性。北欧伝説のトロールが巨人なのか小人なのかは皆さんの想像にお任せします。8) “snurt” トリオの良さを十二分に発揮した作品です。