今週末はセイント・バレンタイン・デーですね。信仰心が「?」な日本では何でもイベント化して愉しむ傾向にあります。あまり楽しいとは言いがたいご時勢ですのでこの際愉しんじゃいましょう。ということで、以前からこの日を待ち焦がれていたcappuccino。実は訳があるのです。今回のおすすめCDにも収録されています”MY FUNNY VALENTINE” の訳詞について、大阪のJazz Club Over Seasのオーナー、寺井尚之氏の奥様、珠重さんのBLOGに興味深いレポートが掲載されていますのでこちらをご参考にして頂ければ幸いです。(寺井尚之氏は世界が誇るジャズ・ピアニスト、トミー・フラナガン氏の唯一のお弟子さんであります)巷にあるジャズ関連の本を読むより断然面白く、知識豊富になること間違い無し。 http://jazzclub-overseas.com/top.html (Tag Claudsにありますエラフィッツ・ジェラルド2008.2.22からお入りくださいね。)
前置きが長くなりましたが、本アルバムのご紹介とまいります。”SOFT JOURNEY”チェットのトランペット、マウリッツォのサックス、エンリコのピアノが美しいハーモニーを奏で、真綿のようにソフトに包み込み穏やかな至福の時が流れます。“ANIMAL DIURNI” は甘く囁くテナー・サックスとチェットのヴォーカル、優美なピアノに癒されます。”BROWN CAT DANCE” は弾力のあるベース・ビートに乗リ、グルーブすします。其々の弾けるソロもご堪能ください。” MY FUNNY VALENTINE “ はチェットのヴォーカルとピエラヌンツィのピアノとのデュエット曲です。上記の寺井珠重さんのBLOGをご参考後、聴いてみてくださいませ。Cappuccinoお気に入りは” NIGHT BIRD “ 。格好いいですねぇ。良く響くウォーキング・ベースとメリハリのあるドラムスのスティック捌きをバックに、トランペット、サックス、ピアノ、ベース・ソロへと流れます。” FAIRY FLOWERS “ チェットのミュート・トランペットとピエラヌンツィのピアノの絡みがとても美しく穏やかな気分にさせてくれます。