カプのおすすめCD Guido Manusardi「Trio De Jazz ( Blue Train)」 Guido Manusardi (p)、Sture Nordin (b) 、Al Heath (ds) 輸入盤2010.11. Romania再録 曲名 1)Poinciana 2)Autumn Leaves 3)Blue Train 4)My Shining Hours 5)Arriving Soon 6) I Fall In Love Too Easily 7)Nigerian Walk 8)Monk's Blues
さて、今年最初のおすすめは1935年イタリア生まれのピアニストGuido Manusardiの「Trio De Jazz(Blue Train)」です。アヴァン・ギャルド・ジャズ・ピアニスト、作曲だけでなく、レッド・ガーランドの熱狂的想像力やビ・バップ・リズムの概念を成し遂げるテクニックを見事にブレンド出来るジャズ・ミュージシャンだということです。1966年よりツアー中、スウェーデン・ジャズに興味を持ち、本作でも共演しているベーシストとドラマーとは時々スウェーデンでも演奏をしていたそうです(ライナー・ノーツ引用)。素晴らしい演奏を繰り広げてくれます。では、アルバムのご紹介とまいりましょう。
スターティングから、どか〜んと強烈なパフォームにやられてしまいました1)“ Poinciana “ シャープなピアノローリングと重厚さの中にスイング感満載のご機嫌な演奏です。2)” Autumn Leaves “ 迫力があり華麗なピアノ、流れを意識したブラッシュ・ワーク、弾力のある響き渡るベースが融合してメリハリが利いたゴージャスな仕上がりです。続きましてはアルバム・タイトルになっています3)” Blue Train “ 、4)” My Shining Hours “ 、5)” Arriving Soon “ 三位一体の上質なジャズといいましょうか。ライヴで味わってみたいなぁと思います。三者の気迫あるパフォーマンスに負けないように聴き手も気合を入れなくてはノック・アウトされますよ!6)” I Fall In Love Too Easily “ は歌心とスインギーさをブレンドした芳醇なバラード・パフォーマンスに魅了されます。7)” Nigerian Walk “ は哀愁漂う旋律を優美なピアノ・ローリング、心強いベース、ドラムスのリズム隊がしっかりとバッキングしております。最後を飾るのは8)” Monk's Blues “ です。インスパイアーし合う力強いアップ・テンポのモンクス・ブルーズです。