2016年最初のメールマガジンになります。 やっと、京都もこの時期らしい気候になってまいりました。京都商品部の朴 高史です。 |
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最近の私の楽しみの一つが、たまにあるCS放送の(スカパー)無料デイに録りためた、 三つもあるドキュメンタリーチャンネルの(最新の海外ドラマやミュージッククリップ、映画などが視れるチャンネルもあるのですが、) 車関係のドキュメンタリー番組を(全くカーマニアでもないのです。)視ることです。 驚くほど沢山あります。(日本ではあまり見かけないです。) いろいろな番組がありますが、多くは、古い車をレストアもしくは、カスタムしていく過程を追った番組が多いです。 代表的な番組がこの2番組でしょう。 |
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「オーバーホール 改造車の世界」ディスカバリーチャンネル |
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カーカスタムデザイナーのチップ・フーズ氏が中心となり、カーマニアの関係者(奥さんなど)の依頼により、置き去りにされてたりする車を、 持ち主には隠して持ち帰り、バリバリのカスタムカーに仕上げ、ドッキリ番組のように持ち主に返す、信じがたい番組です。(2004年から10年以上続く番組です。) 番組の最後には、持ち主は大喜びで、「私は、オーバーホールしてもらいました!」と叫んで終わります。アメリカ万歳な番組で、大好きです。 ここで、本場アメリカのカスタムカーについて調べてみました。 |
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ホットロッド Hot Rod アメリカ合衆国で1930年代に生まれた、カスタムカーのジャンルである。今日では、パフォーマンスだけでなくスタイリングもホットロッドらしい特徴的なスタイルのカスタマイズも、ホットロッドと呼ばれている。 1920年代から1930年代にかけてのフォード・モデルTや、フォード・モデルA、1932年から1934年にかけてのフォード・モデルBを使い、ボンネット、ガラス、屋根、バンパーなどを取り除いたり、 チョップドトップを行い、ボディーの軽量化を行う例が多い。さらに、エンジンの出力を上げたり、現代の高性能なエンジンに載せ替えることもある。また、サスペンションの交換や車高の変更を行った個体も多い。 また、代表的なカラーリングとしてフレイムペイントと呼ばれる火炎のような塗装を施すものがある。 ホットロッドはアメリカの文化の一部となっている。この時代の団塊の世代(アメリカではベビーブーマー)には、退職後、青春時代の思いを復活させるべく再び1930年代頃のフォードを購入して、 ホッドロッドマシンを自宅で作り上げる者もいる。(ウィキペディアからの引用) |
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カスタムカーは、車社会が始まってすぐに、すでにあったようです。 また、鉄くずのような、錆だらけのボディーに怪物のようなエンジンを積んだ、走り重視のカスタムを「ラットロッド」(ラスティーロッド) 街乗り用に外観をきれいに仕上げた「シティロッド」などのバリエーションがあります。 |
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ローライダー Low Rider 発祥は明確ではないが、1950年代のアメリカ西海岸・イーストロサンゼルスにおいてメキシコ系移民(いわゆる「チカーノ」と呼ばれる人々)が行っていたカスタムが源流とされている。 当時南部より移住してきた彼らは、非合法で移住し不法就労を行っていた者が多く存在した。それゆえに低所得者が多く、自動車を購入しようとしても新車を買うことができなかった。 そこで安価で購入した中古車 (1930年代-1940年代のシボレー車) に対して、新車に負けない美しさと豪華さを持たせようとカスタムを行ったのがローライダーの始まりとされている。 正確な書物には記されていないが、チカーノ・黒人の両人種が行って来たカスタムの一つである。最初にハイドロリクスを作ったとされる人物は、当時L.A.のコンプトンに住む者だったらしい。 エアクラフトのパーツを流用しフロントサスを上下に動かすだけのシステムが最初のハイドロであった。 ローライダーは、裕福な白人によるホットロッドに対抗するスタイルとして、共に西海岸のカスタム文化の源流とされており、そこから様々なカスタムへと発展している。(ウィキペディアからの引用) |
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チカーノギャングの影響もあり外観の強そうに見える、スタイリッシュで外観重視のカスタム。ペンストライプペイントなども特徴的です。 その他、70年代のヒッピー文化に関係の深い、バンをベースにしたカスタムを「バニング」 ピックアップトラックをベースに、カスタムされた「トラッキン」 |
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最近見られるのが、ラッパーや、バスケットボーラーなどへの憧れからとされる、20インチを超えるアルミホイールが使われ、クロームパーツも強調された派手なスタイルの dubカスタム、donqスタイルなどと呼ばれるカスタムがあるようです。 |
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カスタムカーは、意外に歴史も古く、アメリカ文化の奥深いものを感じさせるものがあると思われます。 もう一番組はイギリス製作のこちら。 「名車再生!クラシックカーディーラーズ」ディスカバリーチャンネル |
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カーディーラーのマイク・ブルーワーとエンジニアのエド・チャイナのコンビにより、中古車を買い取り、レストア、カスタム、時にはチューニングを施し、販売するまでを描くドキュメンタリー番組です。 エド・チャイナの作業場がかなり小さなガレージで、作業もハンドツールをうまく使ったり、パーツの手配も、ネットオークションからと、一般の日曜ガレージエンジニアへのハウツー的内容となってるのですが、 エンジンのリビルドなどかなり突っ込んだ内容でもあります。 タイトルにクラシックカーとありますが、最近のスポーツカーやバンやジープまでさまっざまな車が取り上げられてます。この番組も2003年から10年以上続く番組です。 この番組以外でもそうなのですが、驚かされるのが、様々な車種のパーツショップがあったり、車種ごとのカムシャフトの加工ができたり、皮のシートの再生ができたり、クラシックカーの木製ホイールまで作るような 様々な工場があることです。 |
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これらの番組の視聴対象は、休日に自分のガレージで車に何がしかの自分の思いを込める素人ガレージエンジニアに向けられたものかと思われ、パーツショップや加工場もニーズがあっての存在かと思われます。 住宅事情や、規制の問題もあって、日本ではあまり一般的にはなりえないのかもしれませんが、こんな番組を見せられますと、やはり、ふつふつとした思いが湧き上がって来ませんでしょうか。 |
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かつての日本のオーディオもアンプのキットがいろいろあったり、長岡鉄男氏のスピーカーエンクロージャーの図面などと、ふつふつとしたものが湧き上がるものがあったと思われます。 |
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そんな、ふつふつとさせるものを、ハイファイ堂で見つけられてはどうでしょう。スピーカーユニットや、ネットワークなどの単体販売や、様々なパーツなども。 また、ジャンク店の商品も、宝の山に見えてきたりしませんでしょうか。 |
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こんなものから、 EL-12改造品 売価(ペア):1,000,000円(税込) |
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エルタスの300Bを使った名アンプEL-12を改造して作られたドライバーアンプです。 こんなものまで、 SONY M-5B 売価:40,000円(税込) |
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珍しいゼンマイ式のポータブルオープンリールデッキのジャンクです。回転はしますが専用リールが無いためチェックできません。 現在、販売中です。 いかがでしょうか、ふつふつとさせるものは見付かりましたでしょうか? では、失礼します。 |