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JBLの名機「4311」シリーズ
ハイファイ堂メールマガジン第668号 京都商品部
御世話になっております、京都商品部の八木です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
寒くなってまいりました。
近頃京都では紅葉が見頃になってまいり行楽シーズンまっただ中です。
全く関係ないですが、僕は先日アンパンマンミュージアムへ行ってまいりました。
2歳の男の子がいるのですが、終始ハイテンションではしゃぎ回って、喜んでくれたのはよかったのですが、ついてまわる僕はただただ疲れただけでした(汗)
でもまた連れて行ってやりたいと思います。
今回のメルマガではJBLの名機「4311」シリーズを調査してみました。
「もう!4311なんてよく知っているよ!」というマニアの方からの苦情がありそうですが、おさらいを兼ねて読んで頂ければ幸いです。
まず、「4311」シリーズという事ですが、具体的にいうと
73年発売の「4311、4311WX」
76年発売の「4311A、4311WX-A」
79年発売の「4311B、4311BWX」
になるわけですが、パッと見が非常に良く似ており見分けが付かない方もいらっしゃると思います。
上から4311WX、4311WX-A、4311BWXです。
(グレーモデルは左から4311、4311A、4311Bです)
とりあえずユニット構成を紹介しておきます。
4311はウーファー「2212」、ミッド「LE5-2」、ツイーター「LE25」
4311Aはウーファー「2213」、ミッド「LE5-2」、ツイーター「LE25」
4311Bはウーファー「2213H」、ミッド「LE5-10」、ツイーター「LE25-2」
です。
まずリアバッフルでの違いからですが、4311はターミナルポートが少し上のほうに開いており、4311A、4311Bは真ん中にあります。
更に、4311Bからはプレートがありません。
ただ、かなり希少ですが、おそらく4311Aの初期モデルは4311と同じところにターミナルがあるものもあるようです。
続いては正面のプレート部分。
ネームに4311か4311Bと書き違えてはいますが、他に4311Bはプレートにシリアルが入っているので4311、4311Aに比べ少し大きいです。
それにATTの表記が
「PRESENCE」「BRILLIANCE」
から
「MID FREQUENCY LEVEL」「HIGH FREQUENCY LEVEL」
に変わっています。
それから4311のウーファー「2212」。
4311Aの「2213」と4311Bの「2213H」はセンターキャップから出てるリード線が斜めになっています。
そしてそれぞれマグネットの形状も違います。
2212(左上)2213(右上)はアルニコマグネット、2213H(横)はフェライトマグネットです。
2212はウーファーのフレームも違いますね。
ミッドはセンターキャップが凹んだのが4311、4311Aの「LE5-2」(左)、
膨らんだタイプが4311Bの「LE5-10」(右)。
マグネットもアルニコからフェライトに変わっています。(下写真)
ツイーターは4311、4311Aの「LE25」、4311Bの「LE25-2」共にマグネットはどちらも同じフェライトのタイプです。
「LE25」はコーン紙周りの吸音リングが劣化のしやすい素材で、ボロボロになっているものが多いです。
「LE25-2」は劣化のしない素材に変わっているので「LE25」もこの素材、もしくはオリジナル風のスポンジ素材で張替えられている事が多いです。
またエッジがオレンジの「LE25」はおそらくリコーンされていないもので、最近あまり見られない分、貴重な感じがします。
ネットワークは全て3112です。
が、具体的には4311は「3112」、4311A、4311Bは「3112B」となるようで、ウーファーの配線のみ変更されているようです。
とは言ってもウーファーのターミナルの+−の位置によるものだけなので実質上の違いは特にないようですが。
非常にシンプルなネットワークで使っているパーツも年式によりやや違うものがあれど、内容は同じです。
上が4311用の「3112」、下が4311A、4311B用の「3112B」です。
写真ではATT、コンデンサーは交換前のものですが、両パーツとも劣化している事が多いので、特性・状態を見ては交換させていただきます。
音の印象としては、
4311は中域にギュッと音が密集し、それを押し出してくるような、
4311Aは4311より低域の太さが増し、全体的にバランス配分したような、
4311Bはオールフェライトになった加減からか、量感のある中低域・伸びやかな中高音になったように思います。
ただどれも、皆様が想像する「JBLらしい」音質を放っており、マニアの方ならやはり一度は通っておきたいスピーカーではないかと思います。
最後に4311Bのユニットをばらしたエンクロージャの写真です。
4311/4311Aと4311Bでは若干ミッドの吸音材の量が変わりますが(おそらくマグネットの奥行きの加減?)他はほぼ同じように思われます。
いかがだったでしょうか?
こういった同じ型式の中で生じる、ちょっとした違いに興味を惹かれてしまうのは僕だけではないと思います。
今後もこういうテーマでいろんなスピーカーを掘り下げたいと思います。
それではまた!
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