個人的にも写真の『Grace Under Pressure』で衝撃を受け、過去に遡り全てのアルバムを手にしました、...CDで。 『Permanent Waves』も大好きなアルバムです。デビュー当時の大作主義の流れから、このアルバムでは「The Spirit of Radio』、『Freewill』といった親しみやすいポップチューンが入っていて、その後のヒット曲を連発するRUSHの変革期の作品です。夢中で聞きましたよ!....CDで。 RUSHというバンドは、ライブ盤をターニングポイントとして、その後のコンセプトが変わっていく傾向があります。 写真の『All The World's A Stage』は大作主義で完成をみた『2112』を総括し、その後の楽曲指向への変革のための1枚。また、その後のライブ盤『Exit...Stage Left』はさらなるポップ性へ、そして『A Show Of Hands』以降は、そこから原点回帰し、楽曲の良さは変わらず、好きなように音を奏でながら曲の長さにこだわらない『Counterparts』で素晴らしい頂に達したと思います。これはこれで、レコードよりも長いCDの録音時間が作った名作という気もします。