今週20日、新国際ビルにて ハイファイ堂 x Good Design 丸の内レコードコンサート が開催されました! 新国際ビルは、ハイファイ堂丸の内店が入っている新東京ビルの隣にあります。その1FにあるGood Design 丸の内とのコラボレーション企画で、グッドデザイン賞を受賞した名器で音楽を堪能するという催しです! 記念すべき第1回目は「ミュージカル音楽」でした。 豪華なゲストとともに行われたレコードコンサートをレポートしたいと思います! |
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Good Design 丸の内は白を基調としたシンプルな空間。美術館やギャラリーを彷彿させます。そのなかにレコードやオーディオ機器があると心なしかいつもより格好よく見えます…! |
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中に入ると白さが一目瞭然。レコードコンサート30分前なのでまだ人はまばらです。 |
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本編の前に先に今回の機材をご紹介。 スピーカーはTechnics SB-1000です。 小柄でシンプル。見ていて非常に馴染むウーファー部分の四角形の連なり。黄金比が意識されているものと思われます。流石グッドデザインです。 細部も凝っているので撮影が楽しかったです! |
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アンプはSONYのTA-1120F。 これだけたくさんのツマミがあるとごちゃごちゃしそうですが、それを見事にスッキリ、バランスよくおさめています。 シルバーで統一されているこのアンプは今回のスペースによく映えます。 |
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そしてプレーヤーはTechnicsのSL-1200です。 時代を感じさせるアンティーク感がありますが、デザイン賞を受賞した当時はもちろんこれが最先端だったと思います。 現在ある機器のデザインもそのうちアンティーク感あるね、と言われるようになるのでしょうか。。 個人的には電源スイッチの丸いかたちが可愛らしくて好きです。 |
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さて、お待たせしました! ここからは本編のレコードコンサートレポートに移りたいと思います! 開演5分前にはまばらだった観客もぎっしり。ほとんどの席が埋め尽くされました。 Good Design 丸の内のご挨拶から始まり、 ハイファイ堂の紹介(ありがとうございます!)、 協賛のGRAND KIRINのご紹介がありました。お客様の手には夏らしいデザインのビールが1本ずつ。 そして今回のメイン、レコードコンサートです! |
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今回ゲストとして、名器とともにミュージカル音楽をご紹介してくださったのは、ミュージカル俳優の角川裕明さん!俳優業だけにとどまらず、Musical of Japanを主宰していたりと初回から凄いゲストの登場です。誰もが聞いた事のある数々の名曲を、ご自身のトークに交えて紹介してくださいました。 |
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トップバッターはオペラ座の怪人! 「プロローグ〜オーヴァーチュア」でスタート。まさにこれこそ始まりにふさわしい曲です。 この後は「オペラ座の怪人〜ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト」に。 角川さんがレコードジャケットに書かれているクレジットの歌手名を読み上げた際にはお客さんから歓声が。ミュージカルに詳しいお客様が多い印象です。 スピーカーからは歌声がよく通り、会場を響かせていました。 |
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次にかけられたのは、雨に唄えば から、そのまま「雨に唄えば」。 現在梅雨真っ最中ですが、レコードコンサート当日は運がいいのか悪いのか(?)雨が降りませんでした。 こちらは先程のオペラ座の怪人とは変わり、レコード特有のこもった音が。それでも管楽器の音は迫力があり、モノクロ映画を見ているような気分でした。 |
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ここでもう一人のゲスト、西川大貴さんを交えトークに。その前にお客様と乾杯。いいなあ…。 西川さんは俳優でありタップダンサー!ミュージカルの話を中心に、今やっている事やお二人の目指すミュージカル界、海外と日本の違い、そして配布されている公演チラシの説明・宣伝など…笑 実に幅広いお話が飛び交いました。 |
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トークの終わりには西川さんのレコードリクエスト。 ジーザス・クライスト・スーパースターから「スーパースター」を流しました。 |
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ここからは再び角川さんのみになり、ミュージカル音楽の紹介とともにコンサートです。 ウェスト・サイド・ストーリー映画版のレコードから「マリア」「アメリカ」「トゥナイト」の3曲をかけました。 こちらは音のこもりというよりはノイズが結構目立ちました。しかしSB-1000、総じて人の声が綺麗に響くなあ…といった印象です! |
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ウェスト・サイド・ストーリーでマリアを流しましたが、マリアといえば、こちらの作品にもマリアが出てきます!サウンド・オブ・ミュージック。 こちらでは、マリアはかけませんでした。笑 「サウンド・オブ・ミュージック」「ドレミの歌」「エーデルワイス」の3曲です。 ドレミの歌では軽快なテンポと明るい曲調で会場も明るい雰囲気に。角川さんや西川さんもつい体を動かしてしまうほど! エーデルワイスでは打って変わってまるで教会に一気に連れてこられたようになりました。 |
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プログラムとして予め用意した選曲はこれが最後です。ドリーム・ガールズから「ドリーム・ガールズ」「ワンナイトオンリー」の2曲。1981年、オリジナルブロードキャスト版のレコードです。 こちらは非常に状態が良いものなのか、映画か?生演奏か!?と思うくらい音が綺麗でした…! かけ終わった頃に角川さんが「綺麗な音に凝るのも良いけれど、ノイズや音のこもりもレコードの良さ。自分好みの音を出すレコードを見つける楽しみがあるし、選曲の参考になる」と仰っていました。ミュージカル音楽は時代を超えて何度もリメイクされているものもありますから、お好みのレコードを探し出せるかもしれませんね! |
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さてここからはお客様からのリクエストコーナー! 角川さんが「リクエストしたい曲がある人はいますか?」と問いかけると、一斉にあちらこちらから手が挙がりました。今回の為に、店内にはたくさんのミュージカル音楽のレコードがかけられています。視線を忙しなく移動させながらリクエストしたいものを見つけている方も! |
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選ばれたのはこちらの4枚! ヘアー、キャッツ、エヴィータ、メリー・ポピンズです。 なんだかその場のリクエストとは思えないようにうまく起承転結としてまとまっていると思ってしまったのは私だけでしょうか。。 |
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最後は再び西川さんも前に出てご挨拶。 時々笑いも飛び交う中、最後までいい雰囲気で有意義なレコードコンサートをおくることができました。来て頂いたお客様、ありがとうございました! 近々動画配信も行う予定なのでお時間ありましたら是非そちらもご覧になってみてください。 丸の内店 堀川詩保 |