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2S-305と2S-208(R205)
ハイファイ堂メールマガジン第711号 丸の内店
この時期、はっきりしない天気が続きますが、たまに日がさすと、都内も過ごしやすくなったと感じる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ハイファイ堂 丸の内店 廣川勝正です。
さて今回は、日本を代表するモニタースピーカーについて語りたいと思います。
ハイファイ堂ではおなじみのDIATONE 2S-305。ご存知の方も多いと思いますが、1958年にNHK技術研究所との共同研究によって開発されたスピーカーです。NHKはもとより、音質監視用R305の指定名称で、国内の放送局をはじめ海外の放送局や、音響専門メーカー、音響研究所で標準再生用として採用されました。
ハイファイ堂では、外装、ネットワークコンデンサー交換などのレストアを施し、多くのお客様にご購入頂いている人気の高いスピーカーです。
さらに、現在、丸の内店にはその弟分に当たる2S-208ことR205(左の写真)も展示音出しいたしております。
この両機の音を比較しながら、現代でも十分通用するその実力を掘り下げていきたいと思います。
上の写真は2S-305に搭載されているユニットをマグネット側から見た写真です。
ウーファーは30cm口径のPW-125(左上の写真)です。一目見てウーファーユニットの巨大なマグネットに誰しも驚かされると思います。実は、ここではフィルターをかけずにフルレンジとして使用されており、ユニット固有のメカニカルフィルターにより、1500Hz以上を自然に減衰させているとの事です。
ツイーターには5cmコーン型のTW-25(右上の写真)が搭載されています。1.5kHz〜16kHzまでを左の写真のHP-170ネットワークを通して賄っています。
エンクロージャーサイズは、ユニットに対してかなり大きめに設計されており、サイズはW650×H880×D445mm。
右の写真のようにコーナーに綺麗なアールがかかっているラウンデッド・フロントバッフルが採用されて、回析による中高域の音の乱れを防いでいるだけでなく、エンクロージャーそのものの強度向上にも貢献しているとの事です。
さて、2S-305の姿をそのままに、二回りほど小さいサイズのR205の中を見てみます。
ウーファーには20cm口径のPW-201、ツイーターには5cmコーン型のTW-501が採用されており、それぞれのユニットは1つの金属シャーシにマウントされています。このようにユニット化することで干渉歪を抑えるとともに、バッフル板の厚さによる空洞効果を無くしています。
クロスは2kHzですが、2S-305同様にウーファーはメカニカルに減衰させる手法を取っています。
こちらもラウンデッド・フロントバッフル採用で、外観は本当に大きさ以外は2S-305と瓜二つです。
それでは、2S-305とR205の聴きくらべをしてみたいと思います。
パワーアンプはAccuphase P-300、コントロールアンプはLUXMAN CL-35/2、レコードプレーヤーはYAMAHA YP-D9、カートリッジはSHURE M97xです。
P-300のメイン端子に2S-305、リモート端子にR205を接続し、切り替えですぐに比較できるようにセットしました。
まずはグレン・グールドのピアノから。
2S-305では、中高域の透明感に加えて、低域の余裕のある響きがしっかりと再現されています。
そこでR205に切り替えると全体的な重心が高く感じ、エネルギーが高域寄りになった感じに聴こえました。
さすがにサイズの差が出た感じですが、ピアノの質感の統一は取れていて、同じコンセプトで造られた兄弟機という印象を持ちました。
次に、ジャズの名盤「SOMETHIN'ELSE」を比較試聴してみました。
聴く前は、グールドのピアノより大きな差を感じるかと思いましたが、結果は意外なものでした。
出だしのベース部分からR205が結構頑張っていて、さすがに同等とはいかないまでも2S-305に近いベースの質感を感じる事ができました。
マイルスのミュートも、若干R205の方が強調される感じがありましたが、表現はほとんど同じで、こちらの方が切り替えた時に違和感なく聴く事ができました。
いかがでしたでしょうか。
今回は日本を代表するモニタースピーカーの兄弟機を取り上げてみました。
ハイファイ堂各店の良いところ一つは、気軽に比較試聴ができるところでもあります。
皆様もご来店の際には、ぜひお気軽にお申し出ください。
聴いてみて、また新たな発見があるかもしれません。
では、また次回。
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