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トーンアームについて考える
ハイファイ堂メールマガジン第733号 丸の内店
東京丸の内は、相変わらず乾燥した寒風が吹き荒む日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ハイファイ堂 丸の内店 廣川勝正です。
さて、今回と次回の2回に渡って、アナログレコードプレーヤーにはなくてはならないパーツ"トーンアームについて考える"と題してお届けいたします。
そこで、今回は、トラッキングエラーについて話を進めていきたいと思います。
昨年2017年の10月6日号のメールマガジンで、9月29日〜10月1日に東京国際フォーラムにて開催されました「東京インターナショナルオーディオショウ2017」のレポートをお届けしました。
その時にYAMAHAブースで演奏していた参考出品の新しいレコードプレーヤーを見て、ずっと気になっていることがあったので、今回”トーンアームについて考える”をテーマにお話してみようと思った次第です。
上の写真では少しわかりづらいのですが、ストレートタイプのトーンアームに通常のヘッドシェルに搭載されたカートリッジが取り付けられています。
右の写真は「AV Watch 」のレポートより引用したものです。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1083469.html
ご覧の通り、ストレートアームにヘッドシェルが真っ直ぐの状態でついている「ピュアストレートアーム」と呼ばれているものです。
普段よく見かけるトーンアームは、下の写真のように、アーム正面から見て左側にある程度の角度をつけてカートリッジが取り付けられているものがほとんどではないかと思います。
では、どうしてカートリッジは、ほとんどのアームの場合、角度をつけて(オフセットされて)取り付けられているのでしょうか。
それは、アナログに精通している方ならご存知の通り、トラッキングエラーを少なくする為なのです。
では、トラッキングエラーとは何かといえば、上の写真のようなトーンアームは、円弧を描くようにレコードの外周から内周へ移動します。その時に、針先がレコードの溝に対して、垂直に接触していない箇所がどうしても出てきます。その現象の事をトラッキングエラーと言っています。
円弧状に動くトーンアームは、そのエラーをできるだけ小さくする為に、カートリッジをオフセットして取り付けられているのです。
それともう一つ、適切なオーバーハングも、トラッキングエラーを小さくする為に重要となってきます。
オーバーハングに関しては、ハイファイ堂メールマガジン2008年2月1日号大須本店の越濱の記事を参照してください。
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/080201/index.html
さて、レコードの作成に使われるカッティングマシーンは、円の外周から内周に向かって直線的に移動しながら溝を削っていきます。
そのカッティングマシーンと同じ様な動きでレコードの溝をトレースする方式を「リニアトラッキング方式」と言います。
左の写真はYAMAHA PX-1レコードプレーヤーのリニアトラッキングアームです。
カートリッジの針先をターンテーブルのセンタースピンドルの中心にまっすぐ向かっていく様に調整して、この様なリニアトラッキング方式のトーンアームに取り付けさえすれば、レコードの外周から内周にわたる全ての溝を垂直にトレースすることになり、理論上、トラッキングエラーより解放されることとなります。
下の写真の2機種はリニアトラッキングレコードプレーヤーの一例です。右下がTechnics SL-10、左下がPIONEER PL-L1です。
レコードの音溝に刻まれた音を正確に拾いあげる事は、当然、音質にも大きく関わってくることでもあります。トラッキングエラーを小さくする事が、レコードをより良い音で聴く為に重要なファクターである事が少しでもお分かり頂けたのではないかと思います。
では、冒頭で紹介したYAMAHAの参考出品のレコードプレーヤーには、なぜ、トラッキングエラーの面で不利となる「ピュアストレートアーム」があえて搭載されていたのでしょうか。
そこには、「インサイドフォース」という問題が絡んでくるのですが、それについては、次回お話ししたいと思います。
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