ハイファイ堂メールマガジン

いつもお世話になっております。日本橋店の水島です。 GW後半に入りましたが、皆様ご予定はお決まりでしょうか。行楽や帰省などでお近くにお越しの節は、ハイファイ堂にもお立ち寄り下さいますようお待ち致しております。 GW期間中買取・下取10%UPキャンペーンも5/6（月）まで実施しております。是非ご利用ください。さて相変わらずの閑談で恐れ入ります。履物の話。以前はスニーカーばかり履いていたのですが、ここ数年殆どレザーシューズしか履かないようになりました。履き込んでいく程に足に馴染んで味わいが出てくる。かっこ良くなる。エイジングの過程が楽しいのはオーディオと一緒ですね。私が好きなのはやはりMADE IN USA。RED WING・WALK OVER・RUSSELL MOCCASIN等のワークやカジュアルラインを愛用しています。そして最近の一番のお気に入り、3ヶ月前に購入したHathorn Boots（White's Bootsのセカンドライン）のRainier Oxford。屈強で無骨なシルエット、ブラックのラフアウトが少しキュート。日々の憂鬱や不安も高らかに奏でる靴音でかき消して。
Vibram（ラバー）ソールなので地味にペタペタ鳴ります....。
さて、日本橋店にも「MADE IN USA」な機器が多く入荷しております。それらのアイテムを使ってセット組みをしてみました。普段なるべく心掛けていること、「やり過ぎなくらいがちょうどいい」そんなシステムになればいいなと思いつつ。

レコードプレーヤー：Technics/SL-1200MK3 CDプレーヤー：TEAC/VRDS-25 プリ：CROWN/SL-2 パワー：AMCRON/PSA-2 スピーカー：UREI/813A 見た目は随分と厳ついシステムになりました。ワルそうな感じ。「不良っぽいシステム」、だいぶイメージ通りにできたと思います。さて音はどうでしょうか。 UREI/813Aをどれだけドライブ出来るかというところがこのシステムの肝であり、はっきり言ってボリュームを上げれば上げるほど痺れるサウンドに仕上がりました。ドライバーからはキレキレに冴えた音が突き抜けて耳に刺さり、同軸ウーファーと800Wサブウーファーからのヘヴィーな低音の波状攻撃を全身で浴びることが出来ます。美音を奏でたり、優雅なサウンドステージが広がるといった優等生なサウンドとはかけ離れた、「スピードと爆音にその身を任す」不良達に相応しいシステムになったと思います。残念なのはボリュームを上げないと本領発揮しないところ、一般のご家庭で聴かれているようなボリュームでは「へなちょこ」な音になってしまいます。

使用したアンプの感想を少し。プリ：CROWN/SL-2 まず抜けがいい。小細工なしのストレートサウンドが痛快です。プロ用特有の無機質な音にならず、明るめで弾けた音。LEVEL調整が細かく設定されていて使い易いのも魅力です。パワー：AMCRON/PSA-2 出力250W/ch（8Ω）、ダンピングファクター値800という抜群の制動力で大概のスピーカーは鳴らし切ってくれます。太い輪郭線ですが荒削りにならず爽快感のある音、低域は濁らず明瞭に鳴らします。
試聴盤（LP） CORNELL DUPREE/SHADOW DANCING ジャズとソウルの二足のわらじを履く手練のギタリスト「コーネル・デュプリー」78年作。ファンキーなソウル臭が滲み出る好演です。「やり過ぎなくらいがちょうどいい」99％のソウルに1％のジャズ風味のやさぐれインスト集。

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