Klipschorn K-D-FRで聴くWALTZ FOR DEBBYはまず空気感が素晴らしいです。WALTS FOR DEBBYが実際に演奏された会場の雰囲気が良く表現されています。グラスのふれあう音、人々のちょっとしたざわめき。そういった「良いノイズ」がツイーターから放たれ、空気感を作っています。
一方、DS-8000Nで聴くWALTZ FOR DEBBYはベースが凄いです。WALTZ FOR DEBBYというとお洒落で澄み切った空気の様なJAZZのイメージでしたが、DS-8000Nで聴くと、太く締まったウッドベースがゴツいぐらいに鳴り響きます。JAZZが黒人の音楽である事を思い出させてくれます。