試聴したニューアルバムは「シャレード/マンハッタン・トリニティ」MYCJ-30342。聴いた感じでは高域感はまずまずだが、低域感はパワーアンプには役不足の感が否めない。サイラス・チェスナットのピアノは何とか爽やかな音色を出してくるが、ジョージ・ムラーツのベースとルイス・ナッシュのドラムスでは全く質感が伴ってこない。やはりパワーアンプにも適さない。現在使用のCARDAS Golden Reflerence AC のように音質が極めてニュートラルで、かつ高純度でフラットなエネルギーを維持しているが、質感的には図太く濃密と分解能がかなり高いので、ジャズのスイング感、躍動感が生き生きとした音質が宿っていることがよく分かる。ここでもやはりパワーアンプにはCARDAS Golden Reflerence ACが今のところベストマッチングしているようである。期待のPK-14Gはパワーアンプでも験したがダメであった。