BLUE NOTEの基本知識を確認しましょう。 レコードにはタイトルとは別に作品ごとに会社が定めたレコード番号(型番)が付けられています。BLUE NOTEレコードの12インチLPはBLP-1501から始まります。その前は10インチLPでBLP-5000番台です。黄金期とも言われる1500番台の始まりです。そして1500番台が終わると1600番は作られましたが何故か1601番とはいかず4000番へ移行します。もう一つの黄金期4000番台(BLP-4001〜4099)の始まりです。4000番台からは先のように番号は飛ばず、4100番台、4200番台と続いていきます。最終的に買収される前までの4249まで続き、BLUE NOTEレコードの歴史に一区切りがつきます。
BLP-1501〜BLP1543 BLUE NOTEの場合はラベルで9割判別が可能です。下のラベルはBLP-1539のオリジナル盤のラベルになります。タイトルの周りに「BLUE NOTE・・・・・LEXINGTON・・・・NYC」と記載があります。これがBLUE NOTEレコードの最初の住所になります。1543番まではここが会社の住所になります。この番号までの作品でラベルの住所が違う、またはデザインが違う場合はオリジナルではありません。またこの初期時代のラベルの特徴は社名が「BLUE NOTE RECORDS」となっておりまだ小さいレコード会社といった感じです。その後大きくなると表記が「BLUE NOTE RECORDS INC.」となります。さらにポイントとしてはレジスターマークの「R」マークが無いこと、ラベルの外側に耳のような形をした刻印、耳マーク(Pマークとも言います)があること、エンジニアRUDY VAN GELDERの刻印「RVG」があること、ラベルの一周りぐらい内周に刻まれている溝(DGや深溝と呼ばれたりもします)があること。さらにさらにレコード盤のエッジがフラット(端が膨らんでいない真っ平らなレコード盤)であること、さらにさらにさらに盤を飛び越えジャケットはコーティング仕様では無い(正確にはニス塗り)&額縁ジャケットであることが条件になります。※額縁については下記リンクでとても詳しく書いてありますので参考にしてください。http://www.hifido.co.jp/merumaga/fukunami/060428/index.html