ハイファイ堂メールマガジン

こんにちは、レコード店の片岡です。気付けば8月も終わってしまいました。レコード店の8月を振り返ると、お陰さまで入荷、入荷、入荷の嵐だったように思います。お盆前をピークにたくさんの買取をさせて頂きました。本当に感謝です。たくさん入荷した中でも今年一番私をドキドキさせたのはこちらです。

	大量にあるこちら、レコードではありません。オープンリールテープのミュージックテープです。そうなんです。4トラックのミュージックが大量に入荷しました。写真は何とその一部です。全部で500本近く入荷しました。私自身もここまでの量を一度に入荷した覚えは無く、テープの山を見た時は驚きました。
今後どんどん商品化していく予定です。入荷が少なくなってきているのもあり、オープンリールユーザーには朗報かと思います。またこれを機にオープンリールテープに挑戦してみるのもいかがでしょうか。レコードよりも芯がしっかりしている印象のテープの音。レコードのみのユーザーには新鮮に聴こえると思います。
オープンリールテープには2トラックと4トラックの録音テープがあり、デッキによってどちらが再生できるか異なります。今回入荷したミュージックテープをはじめ基本的に4トラックが一般的です。マスターテープにも使われる2トラックのほうが音質が良いですが、数が少なくまたとても高価です。そういった意味でも最初は4トラックのデッキを用意したほうが良いと思います。お薦めのデッキを2台紹介します。
AKAI/GX-77 コンパクトで場所も然程選ばず、テープをかける時の巻き付けも簡単で初めての方には安心です。音質も癖の無い品のある音でまさに銘機です。7号タイプ（テープの大きさ）のテープをかけるには打ってつけです。
	DENON/710S こちらはアンプ部とメカ部がセパレートになっているのが特徴的で、どっしりとした外観がさすがに場所を選びますが、プロ用デッキを作っていたメーカーだけあり極太なサウンドが楽しめます。また2トラックと4トラック（再生のみ）の切り換えがついており、将来的には2トラックもというかたにはベストではないでしょうか。
オープンリールデッキも他プレーヤーと同じく各メーカー様々なタイプがあります。音質面とデザイン面であれこれと悩んでしまいますが、最初の1台はとにかく4トラックが再生できるかを確認した方が良いと思います。
レコード店ではデッキ以外の周辺アイテム、テープを巻き付ける空のリールやリーダーテープ、録音用の生テープなども販売しています。ご検討頂ける方は是非ご相談ください。よろしくお願いします。

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