ニューオーリンズの音楽ハイファイ堂メールマガジン第802号ハイファイ堂レコード

ニューオーリンズの音楽
ハイファイ堂メールマガジン第802号ハイファイ堂レコード

こんにちは。レコード店の松原です。いよいよ梅雨入りして天候も不安定な鬱陶しい時期になってきましたね。気温がそれほど高くないのが救いでしょうか。
さて、先日アメリカのミュージシャン、ドクター・ジョンの訃報が飛び込んできました。ブルースを軸に様々なスタイルを取り入れた音楽を生み出し、中でも出身地であるニューオーリンズのジャズ〜R&Bのスタイルに精通しており、同地の音楽文化の象徴ともいえる存在でした。スタジオ・ミュージシャンとしての客演も多く、自分たちのような世代にもニューオーリンズの音楽に触れるきっかけを与えてくれたとも言えます。お悔やみ申し上げます。画像：Dr.John 公式ウェブサイトより http://www.nitetripper.com 今回はニューオーリンズの音楽についてふれてみたいと思います。
	DR. JOHN'S GUMBO/DR. JOHN 72年リリースの5作目のアルバムで、ドクター・ジョンの代表的作品といっても過言ではないでしょう。個人的にはブードゥー教文化を表現したサイケデリックなファースト・アルバム「グリ・グリ」が好きなんですが、、今回はやはりニューオーリンズのR&Bアーティストのカバー曲が大部分を占めた、ドクター・ジョンによるニューオーリンズ音楽の入門書的な内容のこちらにしました。「ガンボ」はニューオーリンズの伝統料理からその名をとられており、そのスープ同様とても濃い1枚です。 IKO IKO/DR. JOHN https://youtu.be/S_UYPu5RFXI
WHAT A WONDERFUL WORLD/LOUIS ARMSTRONG やはりニューオーリンズといえば「サッチモ」ことルイ・アームストロングが思い浮かびます。ディキシーランド・ジャズ/ニューオーリンズ・ジャズ（この2つのスタイルはほぼ同義語のようです）を代表するジャズミュージシャンですね。代表曲やヒット曲と呼べる名曲を数多く残していますが、私はこの67年リリースの「この素晴らしき世界」が好きです。 WHAT A WONDERFUL WORLD/LOUIS ARMSTRONG https://youtu.be/ltVOXz4mxOo
	THE METERS/THE METERS 私は、ニューオーリンズといえば「ミーターズ」なんです。アーロン・ネヴィルなども参加していたこともあり、ネヴィル・ブラザーズの前身ともいえるニューオーリンズ・ファンク・バンドです。伝統的なブラスバンドのリズムが由来のセカンド・ライン・リズムが特徴的なサウンドで、インスト曲が中心のグループです。今回は彼らのファースト・アルバムです。余計な装飾をほどこさない彼らの曲は一見何かのカラオケか？と思えるほどシンプルですが、その強力なリズムによって成立してしまっているのがすごいです。 CISSY STRUT/THE METERS https://youtu.be/Nd3yDoOyvbY
DIXIE CHICKEN/LITTLE FEAT ニューオーリンズ出身というわけではないですが、セカンド・ラインを取り入れた超名盤が外せないので、あわせて紹介させていただきます。中心人物のローウェル・ジョージはフランク・ザッパやキャプテン・ビーフハートの元で活動していましたが、それからは想像もつかないほどアーシーでグルーヴィーなサウンドを聴かせてくれます。 DIXIE CHICKEN/LITTLE FEAT https://youtu.be/yaHEfJApEVM
	CARNIVALE ELECTRICOS/GALACTIC 最後に現在も現役で活動中で、今やニューオーリンズを代表するまでになったといっても過言ではないバンド、ギャラクティックの2000年リリースのサード・アルバム。当時のジャム・バンド・シーンから登場してきましたが、ニューオーリンズらしいファンク・ビートを軸に近年のロック、ヒップ・ホップなども取り入れたサウンドとジャムセッションをライブで行うスタイルはなかなか斬新でかっこいいです。 RUNNING MAN/GALACTIC https://youtu.be/llCqi8SPXkE
ハイファイ堂レコード店では上記のようなアルバムも頻度は少ないですが、LP、CDともに入荷することもあります。是非、店頭、Webでご確認ください。
毎週末、店頭のみ限定で激安セール特集やってます！ ↓↓↓ 開催中・予定の最新情報はコチラ ↓↓↓ https://www.hifido.co.jp/magazine/2f_sale/190607/index.html

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こんにちは。レコード店の松原です。いよいよ梅雨入りして天候も不安定な鬱陶しい時期になってきましたね。気温がそれほど高くないのが救いでしょうか。
さて、先日アメリカのミュージシャン、ドクター・ジョンの訃報が飛び込んできました。ブルースを軸に様々なスタイルを取り入れた音楽を生み出し、中でも出身地であるニューオーリンズのジャズ〜R&Bのスタイルに精通しており、同地の音楽文化の象徴ともいえる存在でした。スタジオ・ミュージシャンとしての客演も多く、自分たちのような世代にもニューオーリンズの音楽に触れるきっかけを与えてくれたとも言えます。お悔やみ申し上げます。画像：Dr.John 公式ウェブサイトより http://www.nitetripper.com 今回はニューオーリンズの音楽についてふれてみたいと思います。
	DR. JOHN'S GUMBO/DR. JOHN 72年リリースの5作目のアルバムで、ドクター・ジョンの代表的作品といっても過言ではないでしょう。個人的にはブードゥー教文化を表現したサイケデリックなファースト・アルバム「グリ・グリ」が好きなんですが、、今回はやはりニューオーリンズのR&Bアーティストのカバー曲が大部分を占めた、ドクター・ジョンによるニューオーリンズ音楽の入門書的な内容のこちらにしました。「ガンボ」はニューオーリンズの伝統料理からその名をとられており、そのスープ同様とても濃い1枚です。 IKO IKO/DR. JOHN https://youtu.be/S_UYPu5RFXI
WHAT A WONDERFUL WORLD/LOUIS ARMSTRONG やはりニューオーリンズといえば「サッチモ」ことルイ・アームストロングが思い浮かびます。ディキシーランド・ジャズ/ニューオーリンズ・ジャズ（この2つのスタイルはほぼ同義語のようです）を代表するジャズミュージシャンですね。代表曲やヒット曲と呼べる名曲を数多く残していますが、私はこの67年リリースの「この素晴らしき世界」が好きです。 WHAT A WONDERFUL WORLD/LOUIS ARMSTRONG https://youtu.be/ltVOXz4mxOo
	THE METERS/THE METERS 私は、ニューオーリンズといえば「ミーターズ」なんです。アーロン・ネヴィルなども参加していたこともあり、ネヴィル・ブラザーズの前身ともいえるニューオーリンズ・ファンク・バンドです。伝統的なブラスバンドのリズムが由来のセカンド・ライン・リズムが特徴的なサウンドで、インスト曲が中心のグループです。今回は彼らのファースト・アルバムです。余計な装飾をほどこさない彼らの曲は一見何かのカラオケか？と思えるほどシンプルですが、その強力なリズムによって成立してしまっているのがすごいです。 CISSY STRUT/THE METERS https://youtu.be/Nd3yDoOyvbY
DIXIE CHICKEN/LITTLE FEAT ニューオーリンズ出身というわけではないですが、セカンド・ラインを取り入れた超名盤が外せないので、あわせて紹介させていただきます。中心人物のローウェル・ジョージはフランク・ザッパやキャプテン・ビーフハートの元で活動していましたが、それからは想像もつかないほどアーシーでグルーヴィーなサウンドを聴かせてくれます。 DIXIE CHICKEN/LITTLE FEAT https://youtu.be/yaHEfJApEVM
	CARNIVALE ELECTRICOS/GALACTIC 最後に現在も現役で活動中で、今やニューオーリンズを代表するまでになったといっても過言ではないバンド、ギャラクティックの2000年リリースのサード・アルバム。当時のジャム・バンド・シーンから登場してきましたが、ニューオーリンズらしいファンク・ビートを軸に近年のロック、ヒップ・ホップなども取り入れたサウンドとジャムセッションをライブで行うスタイルはなかなか斬新でかっこいいです。 RUNNING MAN/GALACTIC https://youtu.be/llCqi8SPXkE
ハイファイ堂レコード店では上記のようなアルバムも頻度は少ないですが、LP、CDともに入荷することもあります。是非、店頭、Webでご確認ください。
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