洋楽の日本語カバー曲をピックアップハイファイ堂メールマガジン第819号ハイファイ堂レコード

洋楽の日本語カバー曲をピックアップ
ハイファイ堂メールマガジン第819号ハイファイ堂レコード

こんにちは。レコード店の尾本です。ラグビーワールドカップ2019、日本3連勝でアツいですね。正直、予想外の快進撃で嬉しくなります。ラグビーと聞くと、僕の世代だと80年代の名作TVドラマ「スクール☆ウォーズ」を夢中で見てたことを思い出します。毎回、胸アツの展開によく泣きました。同時に思い出深いのが主題歌、麻倉未稀「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」。オープニングのイントロが流れた途端、アツくなります。この曲「ヒーロー」は、ボニー・タイラーのヒット曲の日本語カバー。当時流行った映画「フットルース」のサントラ盤に収録されています。

80年代中頃は、洋楽のヒット曲を日本語でカバーする邦楽アーティストが充実してました。日本独自の歌詞アレンジなども聴いてて楽しめます。今回は「洋楽の日本語カバー曲」をピックアップ紹介します。
「フットルース」は世界的に映画と共に流行ったサントラ作品。たくさんのヒット曲が生まれ、「ヒーロー」の他にも２曲の日本語カバー曲があります。
MIE 「ネバー」ムービング・ピクチャーズ（1984年）
ピンク・レディーのMIEのソロ歌手として最大のヒット曲となりました。この曲もTVドラマ「不良少女とよばれて」主題歌。すでに洋楽でヒットした曲を日本語カヴァーして、さらにTVドラマの主題歌とする。当時はそんなヒット曲が多かったですね。原曲を提供したムーヴィング・ピクチャーズは、オーストラリアのロックバンドです。ちょっと話が逸れますが、当時はエア・サプライやメン・アット・ワークなど、オーストラリア出身のバンドが多くアメリカでヒットを出して活躍してました。

渡辺美里「アイム・フリー」ケニー・ロギンス（1984年）「ドント・クライ」エイジア（1983年）
	1985年のメジャーデビュー・シングルは、両面「洋楽の日本語カバー」。 A面は、こちらも「フットルース」収録曲。ケニー・ロギンスの大ヒット主題歌と共に収録された楽曲。カップリング曲はエイジアのヒット曲。「Don't Cry（泣かないで）」という原曲を「タフな気持で」という邦題で。両曲、原曲の歌詞テーマを残しつつ、独自の歌詞をつけた日本語カバー曲となってます。余談ですが、渡辺美里さんは高校時代、ラグビー部のマネージャーだったそうです。

森川由加里「ショウ・ミー」カバー・ガールズ（1986年）「オール・スルー・ザ・ナイト」シンディ・ローパー（1984年）
こちらも人気を博したTVドラマ「男女7人秋物語」の主題歌としてヒットし、日本のバブル時代の代表曲としても位置づけられている楽曲です。当時のユーロ・ビート・ブームで人気だったカバー・ガールズのヒット曲。シングル両面カバー曲でカップリング曲は、シンディ・ローパーのヒット・バラード曲。「All Through The Night」を直訳すれば「一晩中、夜通し」といった意味になりますが、それをちょっとひねって日本語カバー曲のタイトルは「眠らないままで」。原曲は詩的な表現のラブ・ソングですが、カバー曲は濃厚な感じの歌詞内容で面白いです。

麻倉未稀「ホワット・ア・フィーリング〜フラッシュダンス」アイリーン・キャラ（1983年）「夜明けのランナウェイ」ボン・ジョヴィ（1984年）
最後に、最初に紹介しました麻倉未稀ですが、洋楽の日本語カバーでTVドラマの主題歌の常連さん。「スチュワーデス物語」の主題歌は、ヒット洋画のメインテーマ「What a feeling〜フラッシュダンス」、続く「乳姉妹」の主題歌では、ボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ」を手がけています。麻倉未稀さんがカバーする洋楽は、どれもイントロが流れるだけで、あの曲だと思い浮かぶような、印象的なイントロの楽曲が多いですね。 TVドラマの主題歌として使いやすいのかもと思いました。


以上、ほんの一部の紹介ですが、ぜひ原曲と聴き比べてみてください。同時に、原曲の歌詞と日本語カバー曲の歌詞も読み比べると楽しいですよ。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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こんにちは。レコード店の尾本です。ラグビーワールドカップ2019、日本3連勝でアツいですね。正直、予想外の快進撃で嬉しくなります。ラグビーと聞くと、僕の世代だと80年代の名作TVドラマ「スクール☆ウォーズ」を夢中で見てたことを思い出します。毎回、胸アツの展開によく泣きました。同時に思い出深いのが主題歌、麻倉未稀「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」。オープニングのイントロが流れた途端、アツくなります。この曲「ヒーロー」は、ボニー・タイラーのヒット曲の日本語カバー。当時流行った映画「フットルース」のサントラ盤に収録されています。

80年代中頃は、洋楽のヒット曲を日本語でカバーする邦楽アーティストが充実してました。日本独自の歌詞アレンジなども聴いてて楽しめます。今回は「洋楽の日本語カバー曲」をピックアップ紹介します。
「フットルース」は世界的に映画と共に流行ったサントラ作品。たくさんのヒット曲が生まれ、「ヒーロー」の他にも２曲の日本語カバー曲があります。
MIE 「ネバー」ムービング・ピクチャーズ（1984年）
ピンク・レディーのMIEのソロ歌手として最大のヒット曲となりました。この曲もTVドラマ「不良少女とよばれて」主題歌。すでに洋楽でヒットした曲を日本語カヴァーして、さらにTVドラマの主題歌とする。当時はそんなヒット曲が多かったですね。原曲を提供したムーヴィング・ピクチャーズは、オーストラリアのロックバンドです。ちょっと話が逸れますが、当時はエア・サプライやメン・アット・ワークなど、オーストラリア出身のバンドが多くアメリカでヒットを出して活躍してました。

渡辺美里「アイム・フリー」ケニー・ロギンス（1984年）「ドント・クライ」エイジア（1983年）
	1985年のメジャーデビュー・シングルは、両面「洋楽の日本語カバー」。 A面は、こちらも「フットルース」収録曲。ケニー・ロギンスの大ヒット主題歌と共に収録された楽曲。カップリング曲はエイジアのヒット曲。「Don't Cry（泣かないで）」という原曲を「タフな気持で」という邦題で。両曲、原曲の歌詞テーマを残しつつ、独自の歌詞をつけた日本語カバー曲となってます。余談ですが、渡辺美里さんは高校時代、ラグビー部のマネージャーだったそうです。

森川由加里「ショウ・ミー」カバー・ガールズ（1986年）「オール・スルー・ザ・ナイト」シンディ・ローパー（1984年）
こちらも人気を博したTVドラマ「男女7人秋物語」の主題歌としてヒットし、日本のバブル時代の代表曲としても位置づけられている楽曲です。当時のユーロ・ビート・ブームで人気だったカバー・ガールズのヒット曲。シングル両面カバー曲でカップリング曲は、シンディ・ローパーのヒット・バラード曲。「All Through The Night」を直訳すれば「一晩中、夜通し」といった意味になりますが、それをちょっとひねって日本語カバー曲のタイトルは「眠らないままで」。原曲は詩的な表現のラブ・ソングですが、カバー曲は濃厚な感じの歌詞内容で面白いです。

麻倉未稀「ホワット・ア・フィーリング〜フラッシュダンス」アイリーン・キャラ（1983年）「夜明けのランナウェイ」ボン・ジョヴィ（1984年）
最後に、最初に紹介しました麻倉未稀ですが、洋楽の日本語カバーでTVドラマの主題歌の常連さん。「スチュワーデス物語」の主題歌は、ヒット洋画のメインテーマ「What a feeling〜フラッシュダンス」、続く「乳姉妹」の主題歌では、ボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ」を手がけています。麻倉未稀さんがカバーする洋楽は、どれもイントロが流れるだけで、あの曲だと思い浮かぶような、印象的なイントロの楽曲が多いですね。 TVドラマの主題歌として使いやすいのかもと思いました。


以上、ほんの一部の紹介ですが、ぜひ原曲と聴き比べてみてください。同時に、原曲の歌詞と日本語カバー曲の歌詞も読み比べると楽しいですよ。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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