ハイファイ堂メールマガジン

今回のメルマガは田村が担当させて頂きます。ハイファイ堂の棚卸しも1日に終わり、2日からハイファイ堂は通常営業となります。シルバーウィークも終わり、休みモードから仕事モードへの切り替えに四苦八苦された方も多いと思います。今回は、ちょっとしたスピーカーボードについて紹介しようと思います。モノによってどういった変化があるか、どの様に鳴り方が変わるのか、少し参考にして頂ければと思います。
今回は、現在秋葉原店にある3枚のボードをソナスファベールのCremonaで比較試聴いたしました。 1．店舗の備品として使用しているクリプトンのボード。 2．CP SOUNDのG230 3．御影石ボード本来であれば、クレモナにスパイクを装着させたいところですが、今回は既に商品化されている商品も有りますので、スパイクは外しております。

さてさて、まずは1つ目のクリプトンのボードになります。ジルコンサンドと鉄球サンドを使用しており、その重量自体もしっかりとしております。音質は少し硬質で中高域の伸びの良さを感じさせてくれます。音自体もスッキリとダブつきを軽減してくれます。

お次はCP SOUNDのG230です。材質は、フィルム+MDF、ウレタン樹脂、調整合板を使用しており、重量自体も3.5kgとクリプトンと比べるとかなり軽いです。音質はクリプトンに比べて低域の量感が増し、全体に膨らみを持たせてくれます。低域の押し出しをもう少し良くしたい方にオススメです。

最後はオーソドックスな御影石ボードになります。上記の2つに比べるとどうしても印象は薄いですが、音がぼやけたりするのを解消してくれて、音をシャープにしてくれます。インターネット上で安く買えたり、希望のサイズも探しやすい事から愛用されている方も多いと思います。かく言う私もその一人です。
ボード1つとっても音質に影響を与えます。今のスピーカーの音自体は気に入っているが、少しぼやけるや、下が出てない印象があるなどございましたら、足回りを一工夫するだけでグッとイメージが変わりますので、是非一度お試し頂ければと思います。

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