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首都圏も蒸し暑い日々が続いております。このメールマガジンが配信される頃には、関東地方も梅雨明け宣言が出ているのではないでしょうか。
ハイファイ堂秋葉原店 廣川勝正です。
20世紀末に登場したアメリカンハイエンドブランド「KRELL」、今回は純A級を採用した第1世代、第2世代のパワーアンプについて語りたいと思います。
KRELL(クレル)社は、ダニエル(ダン)・ダゴスティーノ氏により1979年アメリカに設立されました。翌年1月のラスベガスCESでKRELLは処女作KSA-100を発表し、その分厚く豪華なシルキーホワイトパネルに金メッキ仕立ての止めビスでアクセントを付けたシンプルなデザインと緻密で暖かいサウンドは瞬く間に世界のオーディオファイルの心をとらえ、日本国内でも大ヒットしました。「KRELL=クレル」というネーミングは、ダニエル(ダン)・ダゴスティーノが少年時代に観て感動したSF映画の傑作「禁断の惑星」(1956年・アメリカ)に登場する惑星の偉大な先住者の名「クレル」に由来します。この映画に描かれる「クレル」は、意志の力で操れる惑星の地下に蓄えられた無限のエネルギーを指し、禁断の惑星ではKRELLからあらゆる物質が生み出されます。この無限で万能なエネルギー「KRELL」にダニエル(ダン)・ダゴスティーノは、自ら興した会社と設計するアンプのイメージをダブらせ、それを「KRELL/クレル」と名付けたのです。
右の写真は第1世代の代表作KSA-100パワーアンプです。純A級100W(ch)の出力を誇り、巨大な電源部とクーリングファンによる冷却方式を採用したモデルです。ブルーがかった独特のカラーリングのフロントパネルも魅力的で私の好みです。
この頃からKRELLならではの分厚い中低域が大きな魅力でした。加えて特に第1世代のパワーアンプは女性的なしなやかさも併せ持ち、現在でも高い人気を誇っています。
写真のパワーアンプは1987年発売のKSA-200パワーアンプです。KRELLとしては初めての自然空冷による純A級パワーアンプです。いわゆる第2世代パワーアンプと呼ばれています。
第1世代との大きな違いは、巨大になったサイズもさることながら、中低域の分厚さに男性的な力強さが加わったというところだと思います。
KRELLの音に慣れ親しんでしまうと他のアンプはか細い音にしか聴こえなくなって、KRELLじゃないと物足らなくなるほどの麻薬的な魅力があるものだと、私は思い知ったことがあるほどです。
左の写真のように天板を外して中を覗いてみると、まずありえないくらいに巨大な電源トランスに驚かされます。
私は実際にこの機種の下位モデルのKSA-80Bを所有していたのですが、凄まじい電力消費に愕然とさせられました。
電源投入と同時に部屋の明かりがフッと暗くなり、音楽を聴きながら電子レンジを使用するものなら、即効部屋のブレーカーが落ちていましたから。
それと幅60cm近くまではみ出したヒートシンクが圧巻です。ちなみに不注意から脛にあたってしまい怪我をしたことがあります。
1980年代から90年代にかけてKRELLが特に高い人気を博した背景には、その時代のアメリカンハイエンドの動向に大きな関わりがあります。
当時の主流となっていたスピーカーは上の写真のAPOGEEに代表されるようなプレーナータイプでした。
気味悪いほどの生々しい音像や音場空間、一般的なエンクロージャーを持たない為、位相ズレや箱鳴りによる癖がない事がこのようなタイプのスピーカーの美点です。
ただし、総じてインピーダンスと能率が低く、生半可なアンプではとても鳴らしきれないという弱点も持ち合わせていました。
そこに比類ない駆動力と魅力的な音質を兼ね備えて誕生したKRELLのパワーアンプは、その時代が生み出した産物とも言えるものだったのです。
どんなにインピーダンスが低くて鳴らしづらいと言われているスピーカーでもKRELLがあれば大丈夫!と言われるほど駆動力の代名詞的な存在、それがKRELLのパワーアンプなのです。
現在では創業者のダゴスティーノ氏は独立し、KRELLブランドのイメージはかなり変わってしまいました。
カリスマ性のある孤高の設計者によって先導されたオーディオブランドには、カリスマが在籍していた当時の製品に傑作が多く存在します。自由に、好きなように溢れるセンスを発揮して造り上げられたオーディオ製品には、設計者の情熱や想いが色濃く反映されているからと私は思います。フランコセルブリンしかり、マークレビンソンしかり。
ハイファイ堂は設計者の情熱が込められた製品と出会える場所でもあります。
ハイファイ堂各店のお近くまで来られた際にはぜひお立ち寄り下さい。思わぬ出会いがあるかもしれません。
では、また次回。
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