NS-1000MとNS-1000 ハイファイ堂メールマガジン第727号秋葉原店

NS-1000MとNS-1000
ハイファイ堂メールマガジン第727号秋葉原店

皆様新年明けましておめでとうございます。今年もまた仕事始めがやって参りました。あらたに目標を定めひとつひとつ希望をかなえて行きましょう。今年もよろしくお願い致します。という事で秋葉原店米島が新年1発目はYAMAHAスピーカー比較をしていきたいと思います。

こちらユニットは同一ながら仕上げの違うYAMAHA NS-1000MとNS-1000を比較してみます。ユニットが同一なので、音質もたいして変わらないのではないか？と思っておられる方も多いのではないでしょうか？さにあらず。エンクロージャーの素材や、仕上げによって音質が著しく異なるのも良く知られておりますが、この2機種はどうなるでしょうか？
NS-1000
	NS-1000M
さて音質の違いはどうでしようか？不思議と1000Mの方が音が締まっています。クリアーで高解像度、日本の3ウェイスピーカーの礎と言っても過言ではない、日本を代表するモニタースピーカー。ヨーロッパのスタジオでモニターとして採用されたオーディオマニアでは知らぬ人はない程の有名機種ですね。現在でもアンプをうまく組み合わせると、とても40年選手とは思えぬ素晴らしい音質を奏でてくれます。今となってはどのメーカーのアンプと組み合わせれば良いかもわかっており安心です。解像度が高く、輪郭鮮明、ベースやドラムスがくっきり聞こえる事からROCK系をお聞きになる方にも好適な性質を持っています。
続いてNS-1000の試聴です。こちらの方が一聴して低音のスケール感が感じられます。量感豊かでボリュームのある低音。特にクラシックのオーケストラものでその違いが顕著に感じられます。面白いもので黒檀箱に入っている好影響でしょうか？同じユニットを使っていてもここまで音質が違う好例な感じがします。クラシック向きでゆとりのある音質の1000。モニター基調でキレが良く高分解能な1000M。どちらにしても時代を代表する銘機なだけに、現在でもその存在感、価値が色褪せる事はありません。現在の同価格帯と比較しても多くの魅力を持つ実力機だけに興味のある方はお店で試聴してみて見てはいかがでしょうか？秋葉原店米島がお届けしました。

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