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レコマ君のジャズレコード独り言　 PART-2 第20回目「ヨーロッパ盤の復刻」(続） 2008年5月16日　レコマ君レコマ君へのお問い合わせはこちらから http://recoma.hp.infoseek.co.jp/
「ヨーロッパの復刻盤」の続き。　今回は「FRESH　SOUND RECORD」のこと。
通称「フレッシュ」と呼ばれるこの復刻レーベルは、スペインでプレスされて輸入盤として国内に入ってきたモノだ。ただこの「ライン・アップ」から判断するに、プロデュースには日本人が関与していたことが推測される。　それは日本国内で「ウオンツ」の多かったアルバムや、「幻の…」と呼ばれたアルバムがリリースされていることだ。それはオリジナルが「米盤」のモノから「ヨーロッパ」盤や、地域、ジャンルに拘らない「レア」なアルバムが含まれている。　通称「一本釣り」と言われるメジャーレーベルの中から、特に要望の多い「レア盤」だけがカタログになっていたりもしている。これらのものは「日本人好み」のアルバムで、「オリジナル」の入手が困難な折、その復刻はジャズフアンには素晴らしい贈り物だった。
今回はこのなかから「ヨーロッパ盤」の復刻された貴重な「レア・アルバム」を紹介するのだが、音源がどこから来ているかは定かでない。「オリジナル・テープ」か「ディスク｣から起こしたものか、正確な情報をもっていない。　ただ下記の「テテ・モントリュー」のアルバムは「オリジナル・テープ」からのものと考えられる。それはこの原盤の録音とリリースが「スペイン」であることによる。「フレッシュ・サウンド」が｢スペイン」盤であることからの推測だ。


テテ・モントルーのスペインレーベル「CONCENTRIC」レーベルに残した、「A TOTO JAZZ」、「A TOTO JAZZ/2」の復刻盤。　「A TOTO JAZZ」はオリジナル同様 2つ折のダブル・ジャケットデリイッシュ。「A TOTO JAZZ/2」はオリジナルと同じシングル・ジャケットで復刻。この復刻盤は音もよく出来ていて、原盤がスペインであることで納得をしたものだ。

同じ「CONCENTRIC」レーベルの「ELIA FLETA」のボーカルをテテ・モンテルー・トリオがバッキングをしたもの。このジャケットは「EP」盤のジャケットを「LP」にしたもの。


「ENSAYO」のダスコ・ゴイコビッチの2枚のアルバムを復刻した物。この復刻盤も現在ではなかなか出てこない。


上は「ワールド・レコード」がオリジナルになる、アル・コーンとズート・シムスの人気盤の復刻盤。下は「グルド・デ・ジャズ」がオリジナルのバルネ・ウイランの貴重盤の復刻だが、ラベルはセカンドになる「ジャズ・トーン」のラベルになっている。

ロンネル・ブライトのドイツ「ポリドール」に残した人気のアルバム。オークションでもこの再発盤は高額になっているもの。オリジナルも滅多に出てこないが、この復刻盤の音もよく出来ている。


「BARKRAY」のチェット・ベイカーのリイッシュも「フレッシュ」ならではのもの。これは「ボックス」品で発売されている。


上記2枚のオリジナルは「10 インチ」になる。「フレッシュ」では12インチで復刻しているが、誠にレアで「サプライズ」だった。どちらもオリジナルでは数十万の価格がつくとか。それでも市場にほとんど出てこない。この復刻盤はその意味でも貴重だといえる。上が「COLOMBIA」盤の復刻。「アイ・リメンバー・クリフオード」(ゴルソン作）が素晴らしい。下はフランス「ディクレテ・トムソン」の超レア盤の復刻。国内盤でも出ているが、この「赤色ジャケット」はこのリイッシュ盤のみ。
「フレッシュ・サウンド」では他にもレア盤の復刻をしている。また機会が有れば紹介するが、どれも貴重な復刻作業で高い評価がされて良いと考える。　次回は「フレッシュ・サウンド」がリイシュした「ボーカル」盤です。
♪今週の推奨盤♪ 上記のアルバム達です。メールはこちら。 mailto:mifumi@tb3.so-net.ne.jp レコマ君へのお問い合わせはこちらから http://recoma.hp.infoseek.co.jp/

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レコマ君のジャズレコード独り言　 PART-2 第20回目「ヨーロッパ盤の復刻」(続） 2008年5月16日　レコマ君レコマ君へのお問い合わせはこちらから http://recoma.hp.infoseek.co.jp/
「ヨーロッパの復刻盤」の続き。　今回は「FRESH　SOUND RECORD」のこと。
通称「フレッシュ」と呼ばれるこの復刻レーベルは、スペインでプレスされて輸入盤として国内に入ってきたモノだ。ただこの「ライン・アップ」から判断するに、プロデュースには日本人が関与していたことが推測される。　それは日本国内で「ウオンツ」の多かったアルバムや、「幻の…」と呼ばれたアルバムがリリースされていることだ。それはオリジナルが「米盤」のモノから「ヨーロッパ」盤や、地域、ジャンルに拘らない「レア」なアルバムが含まれている。　通称「一本釣り」と言われるメジャーレーベルの中から、特に要望の多い「レア盤」だけがカタログになっていたりもしている。これらのものは「日本人好み」のアルバムで、「オリジナル」の入手が困難な折、その復刻はジャズフアンには素晴らしい贈り物だった。
今回はこのなかから「ヨーロッパ盤」の復刻された貴重な「レア・アルバム」を紹介するのだが、音源がどこから来ているかは定かでない。「オリジナル・テープ」か「ディスク｣から起こしたものか、正確な情報をもっていない。　ただ下記の「テテ・モントリュー」のアルバムは「オリジナル・テープ」からのものと考えられる。それはこの原盤の録音とリリースが「スペイン」であることによる。「フレッシュ・サウンド」が｢スペイン」盤であることからの推測だ。


テテ・モントルーのスペインレーベル「CONCENTRIC」レーベルに残した、「A TOTO JAZZ」、「A TOTO JAZZ/2」の復刻盤。　「A TOTO JAZZ」はオリジナル同様 2つ折のダブル・ジャケットデリイッシュ。「A TOTO JAZZ/2」はオリジナルと同じシングル・ジャケットで復刻。この復刻盤は音もよく出来ていて、原盤がスペインであることで納得をしたものだ。

同じ「CONCENTRIC」レーベルの「ELIA FLETA」のボーカルをテテ・モンテルー・トリオがバッキングをしたもの。このジャケットは「EP」盤のジャケットを「LP」にしたもの。


「ENSAYO」のダスコ・ゴイコビッチの2枚のアルバムを復刻した物。この復刻盤も現在ではなかなか出てこない。


上は「ワールド・レコード」がオリジナルになる、アル・コーンとズート・シムスの人気盤の復刻盤。下は「グルド・デ・ジャズ」がオリジナルのバルネ・ウイランの貴重盤の復刻だが、ラベルはセカンドになる「ジャズ・トーン」のラベルになっている。

ロンネル・ブライトのドイツ「ポリドール」に残した人気のアルバム。オークションでもこの再発盤は高額になっているもの。オリジナルも滅多に出てこないが、この復刻盤の音もよく出来ている。


「BARKRAY」のチェット・ベイカーのリイッシュも「フレッシュ」ならではのもの。これは「ボックス」品で発売されている。


上記2枚のオリジナルは「10 インチ」になる。「フレッシュ」では12インチで復刻しているが、誠にレアで「サプライズ」だった。どちらもオリジナルでは数十万の価格がつくとか。それでも市場にほとんど出てこない。この復刻盤はその意味でも貴重だといえる。上が「COLOMBIA」盤の復刻。「アイ・リメンバー・クリフオード」(ゴルソン作）が素晴らしい。下はフランス「ディクレテ・トムソン」の超レア盤の復刻。国内盤でも出ているが、この「赤色ジャケット」はこのリイッシュ盤のみ。
「フレッシュ・サウンド」では他にもレア盤の復刻をしている。また機会が有れば紹介するが、どれも貴重な復刻作業で高い評価がされて良いと考える。　次回は「フレッシュ・サウンド」がリイシュした「ボーカル」盤です。
♪今週の推奨盤♪ 上記のアルバム達です。メールはこちら。 mailto:mifumi@tb3.so-net.ne.jp レコマ君へのお問い合わせはこちらから http://recoma.hp.infoseek.co.jp/

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