ハイファイ堂メールマガジン

気づけば今年もあと1ヶ月。年々時が経つのが速く感じる今日このごろ。そんな中で皆さんは音楽をゆっくり堪能できていますでしょうか。こんにちは、福岡店の古川です。福岡店も3年目に突入して盛り上げていきたい限りですね。そして、12月はサンタがプレゼントをくれるというイベントがあります。サンタとプレゼントされる側の気持ちがちゃんとクロスオーバーすれば、希望の物が届きそうですね。話しが遠回りでしたが、今回はチャンネルデバイダーについてお話致します。
まずチャンネルデバイダーとは、信号をアンプで増幅させる前に各周波数帯別に分ける機器の事です。例えばウーファー､ドライバー､ツィーター等、各ユニットの周波数を分割したり周波数ごとのレベル調整をして自身のお好みの音造りが出来ます。また、チャンネルデバイダーを使用する際は各ユニットごとにパワーアンプを配置しマルチシステムとしてセットを組まれます。
	そしてクロスオーバーですが、ユニットごとの音域と音域のつながるポイントの事で、２WAYなら１つ、３WAYなら２つ、４WAYなら３つとユニットが増えるごとにクロスオーバーポイントが存在します。それぞれのスピーカーユニット間の音のつながりが自然に聞こえるように設定するのが良いです。個体によってクロスオーバー周波数は異なるのでユニットの帯域とチャンデバの周波数を考えてお使い下さい。
現在、福岡店在庫ではKRELL/KBX（4344用の290Hz）　248,000円こちらはスピーカーごとに基板を製作することで正確なクロスオーバーの実現を図っているチャンデバです！1つのスピーカーへのこだわりと内部の細かい造りが金額にも出ているんだと思います（笑）音質も暖かみと芯のある安定感を感じました。

もう1つはAccuphase/F-5　59,800円（在庫処分価格）こちらは別売りのチャンデバボードごとにクロスオーバーを組み込める機構になっております。差し込みがファミコンカセットを装着するみたいな感触で面白いです。ちなみにこれは2500Hz/8000Hzのボード付きという珍しい組合わせ。ボードだけでの販売はあまり無いので探している方は是非！

そんなこんなで、仕事中に「クロスオーバー」という言葉が気になり今回の話しになったのですが、改めて自分自身の勉強になりました。ご来店される方々に色々教えてもらう事も多いですので、いずれはこちらからご説明出来るようになれたらいいですね。また話しが飛びましたが、クリスマスに向けて自分自身へのプレゼントにオーディオはいかがでしょうか。是非、お電話やご来店時にお客様とスタッフの気持ちがクロスオーバーする事を願っております（笑）それでは。ハイファイ堂福岡店　古川　悠

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