ハイファイ堂メールマガジン

gyoumu

どうもサービス伊東です。今回は、前回に引き続き「これから修理を始める人へ」パート2です。　トランジスタの良否判定を説明しましたが、その前にその製品の良否を判定するところから説明しないとだめでした。　そこで、あると便利なのが、オシロスコープ、発振器です。
まずはオシロスコープです。これは、今修理に使用しています。　写真のオシロに接続されているコネクタケーブルが、プローブと呼ばれるもので、けっこうな値段でうっています。このプローブを測定器に接続して、その状態をオシロの輝線にうつします。　オーディオ信号を扱うレベルであれば20Mヘルツもあれば十分と思われます。　オシロの扱い方は、各自におかませです。ここで説明するだけでは、事足りませんので。どうしてもという方は、2005年度最初の方のメルマガを参照してください。
	次は、発振器です。これも現在、修理に使用しています。中央の大きいVRで周波数を変動させ、その下のSWで周波数を単位ごとに切り替えます。で、左の小さいVRで、出力を調整し、右下の黒色のSWでゲインを-40,-20,0dBと切り替えます。上の白のSW二つは、上が主電源SWで、下が正弦波、矩形波の切替です。
これら二つは、ある程度の電気的な知識と経験、慣れが必要なので、迂闊に使用してアンプの方を破壊しかねないので、注意が必要です。使い方がわかると必須品になります。
	これは、抵抗器です。疑似抵抗と呼んでいて、スピーカの代わりにアンプへつないでやり、抵抗の両端をプロープでつまんでやるとオシロにその波形が現れます。　これ自体は、8Ω負荷100Wまで使用可能らしいのですが。。。　8Ωなので、電流はガンガンに流れるので、トランジスタアンプの場合は出力をあげすぎるとアンプを破壊してしまうので注意が必要です。　これも以前のメルマガに掲載されているので、参照してください。
オシロと発振器は必要ないかもしれませんが、テスターは必須でしょう。オシロがないと、自分の5感をフルに活用しないといけません。あと知識も必要です。何はともあれ一度製品を開けてみて、中をのぞいてみることを勧めます。　参考書、雑誌を読んで内容を理解できても、その本を理解したにすぎません。実際に機械をいじってみて、本を読むと幅が広がってきます。色々と自分で考えた事を試してみてください。ただ何もわからずに、機械に電気を入れてテスターであたったりするのは、事故のもとなのでやめた方がいいでしょう。　今回はこの辺で失礼します。

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