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2013年の最初のメルマガに成ります、京都商品部の朴 高史です。 私が知るすべては、何も知らざることなり。 ソクラテス 私、歪んだエレキギターのサウンドや、激しいドラムビートのヘビーロックが苦手で,長らく避けていたのですが、今、この二組のミュージシャンにハマっております。 先ず一組目がこちら |
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The Black Keys 2001年米国オハイオ州のアクロンにて結成。パトリック・カーニー(ds)とダン・オーバック(vo、g)の2人組ロック・ユニット |
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きっかけはこんな感じです。配達途中の車内にて、運転中のH田氏よりDr.Johnの新譜の評判を聞き、早速聴いてみた所、驚くほどにすばらしいじゃないですか、 |
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Locked Down Dr.John |
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おどろおどろしいブードゥーの雰囲気にニューオリンズリズムアンドブルースをぎゅっと煮詰めて、ロックで仕上げた様なそのサウンド、気になるのはプロデューサーです。 T ボーン・バーネットでも、 ジョー・ヘンリーでもなく、ザ・ブラックキーズのダン・オーバックでした。 ザ・ブラックキーズを知った私、YOUTUBEなどでいろいろと探り、まず気に入った曲が、6枚目のアルバム ”Brother"の中の一曲Tighten Up(PVのとぼけた雰囲気もいいです。) |
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Brothers 2010 |
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後で知りましたが、グラミー賞のBest Rock Performance By A Duo Or Group With Vocalsを受賞した曲とのこと。(CoorsのCMで使用されたこともあってか) 初期の作品では、もっと荒々しいブルースロックが聴けます。完成度の高い3作目のこちらが私のおすすめです。 |
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rubber factory 2004 |
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最新作がこちらの El Camino 2011 |
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前作のBrotherと同様にセールス好調で、内容もデンジャー・マウスの共同プロデュースのもと充実の内容です。こちらも、グラミー賞に多数ノミネートされております。 また、ジャケットのアートワークやプロモーションも心憎いです。 先ずは、ジャッケット,バンの写真です。裏も見開きも、付属のリーフにも同じ車の色違いのものが写っております。 |
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エルカミーノと言いますとこちら、 CHEVROLET EL CAMINO |
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ジャケットの車はクライスラーのプリマス・グランド・ボイジャーというバンです。(ツアーで使ってた車だそうです。) 発売時のプロモーション映像がこちらです。 http://youtu.be/b_Q9fskIosM |
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二組目がこちら Jack White (The White stripes,The Raconteurs,The Dead Weather) 1975年7月9日、アメリカ生まれ。その類稀な音楽的価値観と才能から、音楽界では不思議な存在とされており、アメリカのルネッサンス的な人物と評されている。 1997年、メグ・ホワイトとザ・ホワイト・ストライプスを結成。初期のデルタブルースを愛し、音楽に対してミニマリズムなアプローチをとり、アメリカ全土で一躍話題となる。 2005年、2つ目のバンドとなるザ・ラカンターズをブレンダン・ベンソン、ジャック・ローレンス、パトリック・キーラーと共に結成。 2011年、ザ・ホワイト・ストライプス解散。現在は2009年に新たにザ・デッド・ウェザーを結成し、活躍の場を更に広げている。 2012年、デビュー15年で初の完全ソロ・アルバム「Blunderbuss」をリリースした。 from wiki |
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こちらのきっかけはこんな感じです 昨年、若手のヴィンテージリズムアンドブルースサウンドを探っていた中の一枚がこちら |
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Ben L'oncle Soul Ben L'oncle Soul 2010年にフランス・モータウンからアルバム・デビュー フランス・トゥールに生まれ、幼少の頃からスティーヴィー・ワンダーやオーティス・レディングの音楽に傾倒 |
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デビューのきっかけにも成った、アルバム収録のザ・ホワイト・ストライプスのカヴァー「セヴン・ネイション・アーミー」が、気になり、 原曲をまたYOUTUBEなどでいろいろと探った所、PVを発見し驚きでした。 |
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Elephant The White stripes |
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ロシア構成主義を思わせる、赤、黒、白のアートワークにストレートなハードロックサウンド。 ただ者ではない雰囲気のジャック・ホワイト氏に強く関心を持ちました。 幼い頃から、サン・ハウス、やブラインド・ウイリー・マクテルのブルースを聴いて育ち、アイドルはボブ・ディランで、最初の職業は家具職人だそうです。Third Man Upholsteryと言う会社も作ってたそうです。 1998年からメグ・ホワイトと姉弟としてザ・ホワイト・ストライプスの活動を始めます。(実はこの当時は夫婦だったそうです。) 2003年に4枚目のアルバム『Elephant』を発表。全英チャート1位、全米チャートのトップ10入りを果たすとともに、翌2004年のグラミー賞では、「Seven Nation Army」がべスト・ロック・ソング賞、 アルバムがベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞を受賞します。 その後、暴力事件で起訴されたり、プロデューサーと印税で揉めたりとロックな人生です。 ザ・ホワイト・ストライプスの他にデトロイトの旧友達と結成した、ザ・ラカンターズやザ・キルズのアリソン・モシャートをヴォーカリストに迎えたザ・デッド・ウェザーでの活動も見逃せません。 私は、特にザ・デッド・ウェザーのセカンドアルバム シー・オブ・カワーズが気に入っております。 |
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Sea Of Cowards The Dead Weather |
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最新作が、自身初と成るソロアルバムのこちら Blunderbuss Jack White |
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フィドルやペダルスティールの入った曲もあり、ザ・ラカンターズのラインをよりカントリーやフォークの要素を深めた感じのアルバムかと思います。グラミー賞で3部門でノミネートしてるようです。 また、ジャック・ホワイト氏はアナログレコードに強くこだわりを持ってるようで、 こちらはあるインタビューです。 「俺たちはアナログ盤のあの体験のすべてを、つまり、あのロマンスを追い求めてるんだよ。 アナログ盤のあの匂いとかだよね、新品のレコードの封を開けた時のあの匂いさ。 やっぱりなんかそういうのが起きないとさ、俺たちはロマンをどんどん失っていくもんなんだよ。 だから、俺はiPodに対してなにかを歌うほどのロマンなんかまるで感じないから」 自身もTHIRD MAN RECORDSというレコード店も運営されてます。 自身のレコードの他、関連バンドのライブ音源、ジャック氏企画のお気に入りミュージシャンのオリジナル7インチシリーズなどの販売と、会員制のレアアイテムのセット売りなどがあります。 会員限定品をebeyに出品して会員と揉めてたりもします。(ジャック氏らしいです。) こちらのレコード店THIRD MANというだけに3という数字にこだわりがあるようです。 |
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先ずはこちらの3色レコード。 |
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次が、3インチレコード |
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専用のプレーヤーが必要です。(バンダイ製です。) |
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最後は3周年記念で出された3回転レコード 3RPMの表記があります、 指で回すしか無いです。 |
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で、グラミー賞の結果ですが、 ザ・ブラックキーズがBEST ROCK PERFORMANCEとBEST ROCK SONG、とBEST ROCK ALBUMを受賞 ダン・オーバックがPRODUCER OF THE YEAR, NON-CLASSICALを受賞 Dr.JohnのLocked DownがBEST BLUES ALBUMを受賞 ジャック・ホワイトの受賞は無かったようです。 やはりこの辺りがアメリカのロックのメインストリームのようです。?? では、今回はこの辺で失礼します。 |
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