COPLAND CTA505 ハイファイ堂メールマガジン第668号京都店

COPLAND CTA505
ハイファイ堂メールマガジン第668号京都店

まるで師走の季節の様な寒さですがいかがお過ごしでしょうか。京都店池澤です。この差でやられてしまいました、風邪です。日中は配達をしていると少し汗が出る、夜は厚手の上着がいるという温度差で一発でした。眠気が出ない薬を服用しているせいかあまり効かず、ぐずぐずと2週間程かかっています。皆様もご注意を。
さて今回は少し珍しいデンマーク製の真空管パワーアンプ COPLAND CTA505をご紹介します。パワーアンプだけに正面も非常にシンプルな作りになっています。向かって右側のノブが「POWER」のON/OFF、左側が「TRIODE」のON/OFFです。

電極の数により二極管はダイオード、三極管はトライオード、五極管はペントードと呼びますが、このタイプはトライオードをON(三極管)にするかOFFにするかの切り替えが出来るのが珍しいところです。(因みにOFFにするとペントードで五極管になります) 出力はトライオードで35W+35W ペントードで65W+65Wとなっています。取扱説明書には「パワーと高音質をそれぞれ重視するリスナーに応えるために設計された」とありますが、どれぐらい変化するのでしょうか。個人的に最近よく耳にするTHE DAVE BRUBECK QUARTET/TAKE FIVEで試聴してみました。

トライオード/ON・・・・トランジスターのパワーで聴く事が多いせいか、サックスとピアノの高音の角がとれ優しく入ってきます。途中のドラムソロのタムを叩く音が「タン」と切れずもう少し余韻が残る切れ方が印象的です。これが高音質の部分でしょうか。奥行きのある音質でスピーカーによってはフルオーケストラも楽しめそうです。トライオード/OFF・・・最初のシンバルの「カンカン」と叩くところとスネアを叩くところで音の締まりを感じました。低音の部分がパワーの差を一番感じるところで、一音一音が前によく出る印象で少し大きめの箱でも鳴らしてくれそうです。これはやっぱりジャズ/ロック向きでしょうか。主に音質を変えられる役割はプリが多いのですが、パワーアンプでも変えられるのがこの製品の面白いところです。
この様な珍しいオーディオ製品(オリジナル英国製スピーカーや初期のコントロールアンプ等)が続々と控えておりますのでご期待下さい。

大須本店

〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-14-37 (052)249-2600

秋葉原店

〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F　3F (03)5818-4751

日本橋店

〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611

福岡店

〒810-0041 福岡市中央区大名2-6-40 文學の森ビル1F (092)724-3681

営業時間

11:00～20:00／福岡店のみ水曜定休

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まるで師走の季節の様な寒さですがいかがお過ごしでしょうか。京都店池澤です。この差でやられてしまいました、風邪です。日中は配達をしていると少し汗が出る、夜は厚手の上着がいるという温度差で一発でした。眠気が出ない薬を服用しているせいかあまり効かず、ぐずぐずと2週間程かかっています。皆様もご注意を。
さて今回は少し珍しいデンマーク製の真空管パワーアンプ COPLAND CTA505をご紹介します。パワーアンプだけに正面も非常にシンプルな作りになっています。向かって右側のノブが「POWER」のON/OFF、左側が「TRIODE」のON/OFFです。

電極の数により二極管はダイオード、三極管はトライオード、五極管はペントードと呼びますが、このタイプはトライオードをON(三極管)にするかOFFにするかの切り替えが出来るのが珍しいところです。(因みにOFFにするとペントードで五極管になります) 出力はトライオードで35W+35W ペントードで65W+65Wとなっています。取扱説明書には「パワーと高音質をそれぞれ重視するリスナーに応えるために設計された」とありますが、どれぐらい変化するのでしょうか。個人的に最近よく耳にするTHE DAVE BRUBECK QUARTET/TAKE FIVEで試聴してみました。

トライオード/ON・・・・トランジスターのパワーで聴く事が多いせいか、サックスとピアノの高音の角がとれ優しく入ってきます。途中のドラムソロのタムを叩く音が「タン」と切れずもう少し余韻が残る切れ方が印象的です。これが高音質の部分でしょうか。奥行きのある音質でスピーカーによってはフルオーケストラも楽しめそうです。トライオード/OFF・・・最初のシンバルの「カンカン」と叩くところとスネアを叩くところで音の締まりを感じました。低音の部分がパワーの差を一番感じるところで、一音一音が前によく出る印象で少し大きめの箱でも鳴らしてくれそうです。これはやっぱりジャズ/ロック向きでしょうか。主に音質を変えられる役割はプリが多いのですが、パワーアンプでも変えられるのがこの製品の面白いところです。
この様な珍しいオーディオ製品(オリジナル英国製スピーカーや初期のコントロールアンプ等)が続々と控えておりますのでご期待下さい。

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