スピーカーの仕組みハイファイ堂メールマガジン第658号京都商品部

スピーカーの仕組み
ハイファイ堂メールマガジン第658号京都商品部

	こんにちは、京都商品部の真継です。 9月に入りまして、残暑の残る中、季節は秋へと変わりつつあります。今年の中秋の名月は9月15日、月見団子を楽しみながら秋の癒しを楽しみたいと思う今日この頃です。
さて、今回のメルマガですが、スピーカーの仕組みについてお話ししたいと思います。やはりメンテナンスをしている上で、スピーカーの基本的な構造を知ることは大事なことの一つです。その個体により細かな面では様々ですが、基本的にはこんな感じです。尚、イラストはパイオニアAV基本知識を元に作成しました。 http://pioneer-audiovisual.com/homeav/knowledge/detail_5_15.html
	◆音を出す仕組みはこんな感じです。スピーカーは電気信号を振動に変換して音にする仕組みになっています。プレーヤーから送られた音の信号はアンプをへて、増幅されてスピーカーに伝わり、その信号をスピーカー内で振動に変え、その振動が空気に伝わり、音になります。私たちの音の認識は空気の振動を聞いて音色を感じているという感じです。
スピーカーユニットにも種類があります。現在もっとも多用されているダイナミック・スピーカーと呼ばれているユニットはこんな感じです。
	＊コーン型最も一般的なスピーカーです。「コーン」とは円錐の意味で、「円錐型」の振動板を動かして音を出す仕組みになっています。このタイプは、ウーファーやミッドレンジ、フルレンジユニットとして活用されることが多いようです。
＊ドーム型ドーム（半球）型の振動板を動かして音を出す仕組みのスピーカーです。指向性（音の広がり）が広いのが特長です。このタイプは、振動板を支えるポイントが一か所となるため、大口径の低域用の深い振幅には耐えられないことなどから、中高域用に用いられることが多いようです。
	＊ホーン型振動板から出た音をホーンで増幅する仕組みのスピーカーです。　ホーンを利用しているため、音を再生する能率が高いことが特長です。おもに中高域用として活用されていることが多いようです。
＊ダイナミック型はコーン（振動板）に巻いたボイスコイルに音声電流を流し、直接的にコーンを振動させる方式です。

今回、スピーカーの基本構造に特化しましたが、スピーカーシステムはまだまだ奥が深いものがあります。理想的には、ひとつのスピーカーユニットで人間の可聴域（およそ20〜20kHz）全体の音域を満たす再生ができれば良いのですが、製作が難しいのが現状です。よって2WAY、3WAY、4WAYと特定範囲の周波数の特性の優れたスピーカーを組合すことにより、音域をカバーするマルチウェイスピーカーが現在の主流になってきているようです。この辺の仕組みはまた、次の機会に紹介させて頂きたいと思います。今回スピーカーの仕組みを調べてみて、マグネットとボイスコイルの関係が音の信号を動きに変えるのに大きく作用していることがわかりました。また、その振動が聞こえてくる音になっていることもわかりました。また、いろいろ調べようと思います。それでは。

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	こんにちは、京都商品部の真継です。 9月に入りまして、残暑の残る中、季節は秋へと変わりつつあります。今年の中秋の名月は9月15日、月見団子を楽しみながら秋の癒しを楽しみたいと思う今日この頃です。
さて、今回のメルマガですが、スピーカーの仕組みについてお話ししたいと思います。やはりメンテナンスをしている上で、スピーカーの基本的な構造を知ることは大事なことの一つです。その個体により細かな面では様々ですが、基本的にはこんな感じです。尚、イラストはパイオニアAV基本知識を元に作成しました。 http://pioneer-audiovisual.com/homeav/knowledge/detail_5_15.html
	◆音を出す仕組みはこんな感じです。スピーカーは電気信号を振動に変換して音にする仕組みになっています。プレーヤーから送られた音の信号はアンプをへて、増幅されてスピーカーに伝わり、その信号をスピーカー内で振動に変え、その振動が空気に伝わり、音になります。私たちの音の認識は空気の振動を聞いて音色を感じているという感じです。
スピーカーユニットにも種類があります。現在もっとも多用されているダイナミック・スピーカーと呼ばれているユニットはこんな感じです。
	＊コーン型最も一般的なスピーカーです。「コーン」とは円錐の意味で、「円錐型」の振動板を動かして音を出す仕組みになっています。このタイプは、ウーファーやミッドレンジ、フルレンジユニットとして活用されることが多いようです。
＊ドーム型ドーム（半球）型の振動板を動かして音を出す仕組みのスピーカーです。指向性（音の広がり）が広いのが特長です。このタイプは、振動板を支えるポイントが一か所となるため、大口径の低域用の深い振幅には耐えられないことなどから、中高域用に用いられることが多いようです。
	＊ホーン型振動板から出た音をホーンで増幅する仕組みのスピーカーです。　ホーンを利用しているため、音を再生する能率が高いことが特長です。おもに中高域用として活用されていることが多いようです。
＊ダイナミック型はコーン（振動板）に巻いたボイスコイルに音声電流を流し、直接的にコーンを振動させる方式です。

今回、スピーカーの基本構造に特化しましたが、スピーカーシステムはまだまだ奥が深いものがあります。理想的には、ひとつのスピーカーユニットで人間の可聴域（およそ20〜20kHz）全体の音域を満たす再生ができれば良いのですが、製作が難しいのが現状です。よって2WAY、3WAY、4WAYと特定範囲の周波数の特性の優れたスピーカーを組合すことにより、音域をカバーするマルチウェイスピーカーが現在の主流になってきているようです。この辺の仕組みはまた、次の機会に紹介させて頂きたいと思います。今回スピーカーの仕組みを調べてみて、マグネットとボイスコイルの関係が音の信号を動きに変えるのに大きく作用していることがわかりました。また、その振動が聞こえてくる音になっていることもわかりました。また、いろいろ調べようと思います。それでは。

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