ハイファイ堂メールマガジン

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今年の夏は雨が続き、どうなることかと思っていましたが、ようやく夏らしい毎日になり、クーラーを発明した人に感謝している毎日です。ご機嫌いかがですか。ハイファイ堂日本橋店の吉田　稔です。さて今回はCDなどのプレーヤーについて述べさせていただきます。最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
さて、CDが1982年に生まれてから、今年で28年。この間に色々な光ディスクのプレーヤーが生まれました。日本初のCDプレーヤーはSONYとPHILIPSで共同開発したCDP-101です。

また、CD光ディスクにおいては、こちらもSONYとFILIPSが共同開発した規格で、リニアPCM方式で音楽を収録しており、周波数レンジは20kHzです。ちなみにCDの記録時間は約80分。これはカラヤンの「第9」（約70分）がまるごと入るということから記録時間が決められた、という話もあるそうです。ソフトの話になりましたので、SACD（スーパー・オーディオ・コンパクト・ディスク）とDVDオーディオのソフトについて述べさせて頂きます。 CDは収録できる高音域信号が20kHzまででしたが、SACDはこれを100kHzまで拡大しました。あわせてダイナミックレンジ（音の強弱）も大幅にアップ。自然音や音楽には含まれる高い周波数成分を、CDより多く収録することができます。最近ではCDとのハイブリッドディスクが主流になってきました。これは一枚のディスクにSACD層とCD層を備えたものです。一方DVDオーディオはDVDのファミリーで、音楽だけではなく映像も観ることができます。
さて、それをふまえてプレーヤー側の話に戻りますが、SACD搭載のCDプレーヤーは専用プレーヤーというのはなくて、必ずCDもかかります。つまりSACD/CD兼用プレーヤーとなっている。とりあえずCDを聴いておいて、SACDソフトを購入したら、ちゃんとかかって楽しめるというものです。そして、DVDプレーヤーは映像付きのDVDとCDが再生できます。CDはすべての光ディスクプレーヤーで再生できるのが大原則だからです。ところがDVDプレーヤーでも、 DVDオーディオのソフトが再生できないので要注意。DVDオーディオソフトを楽しみたいなら、「DVDオーディオ」に対応したプレーヤーが必要なのです。また同じ高品位オーディオでも、SACDとDVDオーディオは互換性がありませんから、それぞれ用のプレーヤーが必要なのです。そして、SACDもDVDオーディオもすべてOKなとても融通のきくプレーヤーがユニバーサルプレーヤーといわれるものです。それぞれの機器に使用可能なソフトのロゴマークが入っていますので、よく確認することが大事です。お気軽にスタッフにお聞きくださいね。

さて、当ハイファイ堂のユニバーサルプレーヤーを２点ご紹介致します。左側がMcIntoshのMVP861です。McIntosh初のユニバーサルプレーヤーでCD.SACD,DVD.DVDオーディオが再生できます。右側がLUXMANのDU-80です。DVDオーディオ、DVDビデオ、SACD（マルチチャンネル、ステレオ）、CD、ビデオCD、CD-R、MP3ファイルが使用できます。現在いずれも大須本店にございますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせくださいませ。あと注意点なのですが、最近いろいろなソフトメーカーがあり、あまり有名でないメーカー等のソフトによってはうまく起動しない可能性がありますのでご注意ください。
いかがでしたでしょうか。少しは皆様のお役に立てていればと願いつつ、今回はこれにて終了とさせていただきます。最後までお付き合い頂きまして誠に有難うございます。何かございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。お待ちしております。ハイファイ堂日本橋店　吉田　稔

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