ハイファイ堂メールマガジン

nihon

皆様こんにちは。日本橋店　池澤です。立春も過ぎ、日中はやっと暖かく春を感じる日々が続きますが、いかがお過しでしょうか。もうすぐバレンタインですが、今年はなんと３個確定です。といっても義母、家内、娘ですが、、、。今年は娘が初めて手作りのチョコをくれるので、非常に楽しみにしております。まだ男子には渡す気は無いみたいなので、父親としてほっとする様な複雑な気持ちです。
さて今回は「電源」についてお話させて頂きます。そもそもオーディオは電気を使って振動板を動かして空気の振動を発生させる物です。その元となる電源が不安定だったりノイズが入るとせっかくの機器も音が汚れてしまいます。まずは簡単な所からですが、先日お話致しました接続部分のクリーニングです。意外と電源プラグは差しっぱなしだと思います。これも一度抜いてみて酸化していないかご確認下さい。また極性も調べてみて下さい。壁のコンセントをよく見る左右の縦の長さが微妙に違います。長い方がマイナスなのでオーディオ製品の電源コードなら、大抵何らかの表記（白いラインが付いている、電極の大きさが違う等）がありますので極性に合わせて差し込んで下さい。次にアンプなどにサービスコンセント（ＳＷＩＴＣＨＥＤ、ＵＮＳＷＩＴＣＨＥＤという表記があります）が装備されている物が多いと思います。「コンセントの数が足りない。」、「連動して電源が入れられるので便利。」なのですが、音質的な事も考えて出来るだけ独立してコンセントからの供給をおススメ致します。第三に、壁のコンセントをまずはホスピタルグレードタイプに交換してみて下さい。これだけでも変化は現れると思いますが、ここからさらにハイクラスのモノですと素材や剛性等でかなりの種類があります。コンセントの数が足らない時には電源タップが役立ちます。安定感の高い重量級の電源タップなら太くて重い電源ケーブルも使用出来るので安心です。機器が着脱式の電源ケーブルならグレードアップ品に交換する方法もあります。タップにケーブルが無いタイプもありますので組み合わせて使用する方法もあります。（プラグやケーブルをパーツごとに組み合わせる方法もあります。）こだわるのならば、新築や増築、建替えなどといった時にしか難しいとは思いますが、家庭内電源とオーディオを分けるという方法です。これはかなり大掛かりになると思いますが、専用電源を引く事によりノイズが入る事も無いので安心です。さらに安定した電源をお求めの場合は２００Ｖ電源にするという方法もあります。
	RGPC（(Richard Gray’s Power Company) のAC電源エンハンサー/400PROです。通常のパワーラインコンディショナーとは違い、チョークコイルをAC電源に並列（パラレル）に挿入するという独自の発想により機器へのAC電源供給を改善、音質を飛躍的に向上すると云う品物です。
CSE/Z-60Aです。スイッチＯＮ時は「突入電流」が、ＯＦＦ時には「逆起電力」が発生します。このＯＮ/ＯＦＦの繰り返しが音質を徐々に悪化させます。ゼロクロススイッチは、突入電流や逆起電力を発生させない電源スイッチです。
実は今回の「電源」に興味を持ったのはお客様からご教授を頂いたからです。電源を川の流れに例えてみて下さいと、、、。川の流れは上流から下流へと流れます。上流が汚れていると下流はもっと汚れます。下流をいくら綺麗にしても上流が汚いと何時迄たっても綺麗にはならないと。最近やっとオーディオ機器は分かる様になりましたが、周辺機器についてはまだまだ勉強中だったので、大変有り難いお言葉でした。やはりオーディオはまだまだ深いです。今年もオーディオに「ＬＯＶＥ注入」です。

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