ハイファイ堂メールマガジン

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先日、プライベートで少し日焼けをしてしまい、夏の訪れを実感しました。熱中症にならないように気を付けたいものです（節電もたいへんですが）。ご機嫌いかがですか。ハイファイ堂日本橋店の吉田です。さて今回は、ドラムについて発表させていただきます。あの打楽器のドラムです。最後までお付き合いいただけましたら幸いと存じます。

ドラムセットは、大小様々なドラムやシンバル等の打楽器を一人の奏者が演奏可能な配置にまとめたもので、ドラムセットに組み込まれる打楽器類の種類や数は、奏者の好み・音楽的方向性・経済的事情等により多種多様です。上の画像はドラムセットの一般的な組み方です。左側の画像は裏側（演奏する側）から、右側の写真は表側（演奏を聴く側）から映しています。打楽器類の紹介を、わかりやすそうな左側の写真を元にさせていただきます。　まずは一番奥の下にありますベースドラムから。Bass Drumと表記することから「ベースドラム」「ベードラ」「バスドラ」と呼ぶ場合もある（欧米ではむしろ「ベースドラム」と呼ぶ方が一般的）。いわゆる大太鼓。他に「キック」(Kick)と呼ぶこともあります。右利きの場合、奏者の右足側の床に横倒しに設置し、ペダルを踏んで演奏します。　次にスネアドラムです。黒いイスの左前に位置しています（上に載っているのは練習用消音パッドです。）。奏者の目の前、膝の高さに専用のスタンドで設置します。「サイドドラム」と呼ぶ場合もあります。いわゆる小太鼓。スネアサイド（スネアドラムの裏面のヘッド）にスナッピー（スナッピーは日本独自の言い方で、通常はスネアと呼ぶ）と呼ばれるスチールないしブラスなどの金属製の響線が装着されている事が最大の特徴です。胴の深さは一般的に5インチ（約13センチ）前後、口径は14インチ（約36センチ）が主流であるが、胴深6インチ以上のスネアや、胴深3〜4インチ程度のスネア、口径が13インチ以下のスネアなど多種多様です。薄めのスネアは「ピッコロスネア」とも呼ばれています。　次にタムタムです。ベースドラムの真上に位置しています。ドラムセットでは「タム」と呼ぶのが一般的です。バスドラムやシンバルスタンドに取り付けたホルダーまたは専用のスタンドを使い、バスドラムの上付近に設置します。複数設置する場合は、右利きの場合主に左から右へ小さい順に並べるのが一般的。ごく一般的なセットでは、写真にもある通り、通常2つ（ハイタムとロータム）を設置しますが、ハイタムのみを配した、いわゆる「3点キット」と呼ばれるシンプルなセット構成も人気がある他、タムだけで10個以上を配するセットを組む奏者も存在します。　次にフロアタムを紹介しますスネアドラムの右側に位置します。床に直接置くので「フロア (floor) ・タム」と呼ばれます（スタンドは必要）。右利きの場合、奏者の右側に設置するのが一般的です。大口径のタムで代用する場合もあります。並び順はタムと同様です。　次はハイハットシンバルです。一番左に位置しています（シンバル系の上に載っている黒いゴムは練習用消音パッドです）。右利きの場合、奏者の左足側、スネアドラムの直近に専用のスタンドで設置します。またワイヤーを使って奏者の右側や自由な位置に設置するリモートハットもあります。また、ツー・バス演奏時（ベースドラムを2つ並べ、両足を使う）に左足を使用できない状態で、クローズ音が欲しい場合や、常時ハーフ・オープンの音が欲しい場合に使用するクローズド・ハットといったものもあります。左側に設置している場合、腕をクロスさせて右腕で叩く「クロスハンド奏法」が一般的ですが、腕をクロスさせずに左腕で叩く「オープンハンド奏法」で叩く奏者も存在します。　そして左右の一番奥にありますクラッシュシンバルです。設置にはスタンドを用います。ライドシンバル(トップシンバルとも)やクラッシュシンバル(サイドシンバル)、エフェクトシンバル（チャイナ、スプラッシュ、ベル、ゴング、カップチャイム、重ねシンバル）などがあり、ライドシンバルはフロアタムの上付近に設置するのが一般的。その他のシンバルの配置は奏者の好みによります。一般的にライドシンバルはリズムをキープする目的で使われ大口径(主に20インチ〜22インチ)で厚い。クラッシュシンバルは曲中でアクセントを付けるときに使用され、一般的にライドシンバルより小口径(主に16インチ〜18インチ)で薄いようです。　このドラムセットを通常、イスに座りスティック（木製など様々）を使って演奏します。配置、チューニング演奏の仕方などによって音が全然変わってきます。リズムの要であり、それでいてメロディやアクセントをつけたりととても面白い楽器です。　実は私自身ドラムを少々かじっていた時期がありまして、この度紹介させていただいた次第です。本当にドラムは面白い。音楽って最高ですよね。
音楽の演奏者がそうである様に、いろんな機材、セッティングで音、音楽は変わります。当ハイファイ堂では様々な種類のオーディオ機器を取り揃えております。ご要望の商品がありましたら、お気軽にスタッフにお申し付け下さい。　最後までお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。皆様の生活が音楽によって充実しますよう、これからもハイファイ堂は日々努力して参ります。では、またお会いいたしましょう。　ハイファイ堂日本橋店　吉田　稔

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