McIntosh「MA6700」他スピーカー2点と女性VO9曲ハイファイ堂メールマガジン第821号日本橋店

McIntosh「MA6700」他スピーカー2点と女性VO9曲
ハイファイ堂メールマガジン第821号日本橋店

お世話になります。ハイファイ堂日本橋店の高崎です。最近めっきり涼しく、、、を通り越して肌寒くなってきました。では少し前に入荷した商品で組んだシステムから、プリメインアンプ1台とスピーカー2ペアをご紹介します。

レコードプレーヤー YAMAHA「GT-2000+YAL-1」 CDプレーヤー marantz「SA-15S2」プリメインアンプ McIntosh「MA6700」スピーカー（内） FOCAL「CHORUS 826E JAPON EDITION」スピーカー（外） KEF「Q5」
McIntosh「MA6700」 https://www.hifido.co.jp/?code=19-24346-56473-00 押し出し感のある往年のマッキンらしさを残しつつ、今時のクリアで洗練なサウンドに対応したプリメインアンプといった印象。オールジャンルに対応、スピーカーも選ぶことなくしっかりとドライブしてくれます。
	FOCAL「CHORUS 826E JAPON EDITION」 https://www.hifido.co.jp/?code=19-24370-56681-00 明瞭かつエネルギー感のある鳴りっぷりの良さで、日本限定モデルを表した天板プレート部の刻印も所有欲をそそります。 KEF「Q5」 https://www.hifido.co.jp/?code=19-23862-50854-00 先のスピーカーに比べると音の情報量はどうしても落ちますが、Uni-Qユニットならではの繋がりの良さと音場感は価格以上の実力が感じられます。
最後は上記システムにもピッタリ、秋の夜長にオススメな女性VOナンバー9曲をご紹介します。ちなみに2015年のメルマガでご紹介した女性VOアルバム3枚はこちら（一部改訂） https://www.hifido.co.jp/merumaga/nihon/150807/index.html ハイファイ堂日本橋店　高崎敦
	1曲目はShe & Him「I Could've Been Your Girl」 https://www.youtube.com/watch?v=CajPifzYyRs アメリカ人女優ズーイー・デシャネルと男性SSWマット・ウォードによるインディーロック・デュオ、シー&ヒム。NRBQの2大名曲「Ridin' In My Car」と「Christmas Wish」をカバーしてることで存在は何となく知ってはいましたが、このMVで完全にやられてしまいました。ザ・スミス「ASK」とザ・プリテンダーズ「KID」を足して2で割った様な、、、はちょっと褒め過ぎましたが、3分間ポップスのマジックに満ち溢れています（MVの0:54から入ってくるアルペジオがツボです）。
2曲目はCHVRCHES「Recover」 https://www.youtube.com/watch?v=yhl1a91ruNk イギリスのエレクトロポップ・バンド、チャーチズ。こちらも存在は何となく知ってはいましたが、VOのローレン・メイベリーが参加したデス・キャブ・フォー・キューティー「Brothers on a Hotel Bed」のライブ映像を見て一目惚れしてしまいました。ライブやスタジオセッションの方が、音もメイクも自然体でキュートです。ところでデス・キャブ・フォー・キューティーのフロントマン、ベン・ギバードって前述のズーイー・デシャネルの元夫なんですよね。。。
	3曲目はPomplamoose「Jamiroquai Bee Gees Mashup - Pomplamoose」 https://www.youtube.com/watch?v=ooZR4LSuppk アメリカの夫婦デュオ、パンプルムース。ジャミロクワイ「Virtual Insanity」とビージーズ「Stayin' Alive」を絶妙なバンドアレンジでマッシュアップ（ミックス）したナイスカバー。他のカバーもいっぱいアップされていて、映像も凝ってた初期の頃の「Michael Jackson - Beat It - Pomplamoose」や「Pharrell Mashup (Happy Get Lucky) - Pomplamoose」、そのまんまな「Lisztomania \| Phoenix \| Pomplamoose Cover」などもオススメです。
4曲目はFazerdaze「Lucky Girl」 https://www.youtube.com/watch?v=My4j3vgFxbE ニュージーランドの女性宅録SSWアメリア・マレーによるベッドルーム・プロジェクト、フェザー・デイズ。軽快なドリームポップナンバーで、キャッチーなサビと本人が編集したローファイなMVもマッチしてます。あのイギー・ポップも自身のラジオ番組でFazerdazeの「Take It Slow」を紹介していたらしいです。
	5曲目はPredawn「Suddenly」 https://www.youtube.com/watch?v=eZF6NgOc90E 女性SSW清水美和子によるソロ・プロジェクト、プリドーン。去年放送されてたトヨタのCM曲で初めて知って、ネットですぐに調べてしまいました（ちなみにCM曲は「Deadwood」という曲です）。自己流で覚えただけとは思えない巧みなギターと、洋楽を聴いて覚えただけとは思えない流暢な英語VOに聴き惚れてしまいます。
6曲目はきのこ帝国「クロノスタシス」 https://www.youtube.com/watch?v=cCx4I4Fk5FE 2007年に結成された4人組バンド。350mlの缶ビールでも飲みながら聴きたい、ナイトクルージングな名曲です（くるり「ふたつの世界」のMVも同じロケ地？）。轟音シューゲイズナンバー「ロンググッドバイ」や「海と花束」と同じバンドとは思えない曲の振り幅は、まるでスーパーカーの「Lucky」や「Hello」と「YUMEGIWA LAST BOY」のそれを彷彿とさせます。ゆらゆら帝国みたいなバンド名で敬遠してしまい長らく聴かず嫌いだったことを後悔するも、残念ながら2019年5月27日をもって活動休止に入ってしまいました。。。
	7曲目はラブリーサマーちゃん「202 feat. 泉まくら」 https://www.youtube.com/watch?v=sS99NE4tmPQ 女性宅録SSW今泉愛夏=ラブリーサマーちゃん（「愛夏」の英語読み）。女性ヒップホップMCの泉まくらをフィーチャーした、ローリンローリンなコラボナンバーです。「ベッドルームの夢」（きのこ帝国のパクリ）、「LOVEでしょ？」（相対性理論のパロディ）、「私の好きなもの」（「パンケーキ食べたい」の元ネタ？）や、逆コラボの泉まくら「いのち feat. ラブリーサマーちゃん」などもオススメです。
8曲目はキリンジ「killer tune kills me feat.YonYon」 https://www.youtube.com/watch?v=Y36b8_WFejI 弓木英梨乃がメインVOを担当、ソウル生まれ・東京育ちの女性DJ/SSWのYonYon（ヨンヨン）をVO&RAPでフィーチャーした2019年第1弾シングル。元々そんなに熱心なファンではないので最近は全く知りませんでしたが、正にキラーチューンと呼ぶにふさわしい仕上がり。ただ、これをキリンジと言って良いのかどうかは少し微妙ですが。。。
	9曲目は青葉市子「サーカスナイト」 https://www.youtube.com/watch?v=Xz8ux1Bibio 2010年デビューの女性SSW（あおばいちこ）。坂本龍一や細野晴臣から吉本ばななも絶賛、コーネリアス他とも共演、最近はゼクシィのCM曲も担当してる彼女が、七尾旅人の名曲をカバーしてます。原曲をろ過した様なシンプルなアレンジが、曲自体の良さと彼女の声を際立たせています。テーマから逸れて男性VOではありますが、向井秀徳（ナンバーガール）による秀逸な同曲カバーもオススメです。　Tight rope dancing Baby 今夜だけ　　辿り着きたいピエロ　Tight rope dancing Baby 今夜だけ　　生き延びたいピエロ