ハイファイ堂メールマガジン

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いつもお世話になっております、ハイファイ堂大須本店の内藤です。今回はオーディオ磨きが大好きなのでクリーニングの方法を紹介したいと思います。社長の計らいで秋葉原店の大川師匠が大須本店に出張したところから僕の「磨き人生」がスタートしました。　よく大須本店に来店されている方は僕がオーディオ相手に何かやっているのを見ている方もいると思います。オーディオ磨きはいかにそのものの状態を保ったまま綺麗に出来るかです！　それでは奥深い磨きの世界を紹介させて頂きます。
用意するのはバケツに水と乾拭き用の布、「ハイテクスポンジ」です。これを駆使するだけで頑固なヤニ汚れや、くすみが驚くほど落ちてしまいます。水をちゃんと切ってやらないと回路を痛めてしまうので気を付けて下さい。
コレが基本です。そして次は種類別の磨き方です。アンプなどのボディの磨き方とガラスパネルの磨き方、木製品の磨き方に行きたいと思います。ガラスパネルは基本にガラスクリーナーで仕上げるだけですが、乾拭きをしっかりすると驚くほどキレイに光を反射します。

	順に見てみましょう。この様なアンプ類の磨き方は基本動作を下準備として、最後にガラスクリーナーなどで仕上げますが、錆などがあれば「5-56」などを使用します。こちらは錆落としとさび止めの二つの役割があるので、ずっと使いたい物にしっかり掛けておくと綺麗な状態で長持ちするメリットがあります。しかし、使ったらしっかりと拭き取っておかないと余計に汚く見えるデメリットがあるので使う際には慎重かつ丁寧な使用を求められます。必要なければガラスパネルと同じ磨き方で汚れはキレイに無くなります。
次はなかなか難しい木製品の磨き方です。慣れていないとエンクロージャーなどがウォーターダメージで膨らんでしまったり、木目の美しさを損なってしまうなど、相当レベルが高いのですが、モノにするとアンプ類以上の仕上がりが期待出来るので達成感は計り知れません。
基本動作は同じですが、スポンジの水を良く切る事、木目に合わせて磨く事などをテンポ良くやる事がポイントになります。さらに道具の使用がアンプ類と代わり、「オイルステイン」と「アンティークケア用品（クリーナーとワックス掛け出来るモノが最適）」が必要になります。

簡単な流れはこういったものになっています。道具を用意しただけではオーディオ磨きは容易ではありません。しかし、オーディオは音を出すだけではなく「高級品」であり「貴重な物」です。これからも綺麗な商品作りをがんばりたいと思います。まだまだ未熟ですが大須本店の内藤を宜しくお願いします。