ハイファイ堂メールマガジン

梅雨のせいで天気が良くない日が続いておりますが、皆様体調は如何でしょうか。大須本店の佐々木です。こう蒸し暑いとカラッとしたサウンドを聞いていたいですよね。さて、今回は最近多いアンプの修理について書いていきたいと思います。
アンプの修理といっても様々ありますが、今回はハイファイ堂独自の「リフレッシュメンテ」をご紹介したいと思います。お手持ちのアンプ、くたびれていませんか？車などと同様にオーディオ製品もある程度の周期でしっかりとメンテナンスを行ってもらうと当時の音質が蘇ったりするものです。
	では具体的に何をするの？ということですが、中の部品をほぼほぼ新品交換致します。コンデンサやトランジスターは勿論、RCA端子、スピーカー端子、リレー、抵抗、放熱シート等様々なパーツを新品交換していきます。特に古いアンプですとコンデンサの液漏れなどで音質に多大な劣化が生じてしまいます。総勢100個以上のパーツを一つ一つ交換していきます。

コンデンサに関してですが、ハイファイ堂では特に力を入れており「当時の音質に近いもの」を非常に多数の種類から厳選しており、リフレッシュメンテナンスの一番の特徴となります。基本的にはただ音が出るようになれば良いという考えは持っておらず、音質にも自信を持ってお返ししております。

リフレッシュメンテの対象は国産アンプだけではなく海外製品でも対象となるものは多数あります。こちらもコンデンサを吟味して選んでおります。
またトランジスタアンプではなく真空管アンプも勿論行います。同じようにコンデンサ、各端子等交換し、出力トランスに異常がある場合巻きかえする場合もあります。

これで内部を新品交換しリフレッシュが完了致しました。そうしたら次に気になるのが外装ですね。こちらはご希望の場合やらせて頂くことが出来ます。特にラックスマンやマッキントッシュのアンプに使うキャビネットはご希望される方も多く、内外共に満足して頂いております。

左がお客様より依頼されたときの状態で右が補修後となります。傷を消すだけではなく光沢をも蘇らせます。これで内外共に完全なリフレッシュメンテの完了となります。
以上がメンテナンスの流れとなります。皆様も昔大事にしていたアンプ等あれば一度リフレッシュメンテは如何でしょうか。最後までご覧頂きありがとうございました。ハイファイ堂　大須本店　佐々木　将太

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