見た目普通で良い音！ラインケーブルハイファイ堂メールマガジン第828号大須本店

見た目普通で良い音！ラインケーブル
ハイファイ堂メールマガジン第828号大須本店

高いケーブルは「太い、硬い、重い」が当たり前（？）。取り回しといった使い勝手は二の次なのはいただけない。取り回しが良くてさほど高くないのに、素晴らしくいい音のするケーブルが無いものか…ありました。ここ一年で印象に残った、見た目普通で良い音するなぁと感じたラインケーブルを独断と偏見でピックアップしてみたいと思います。大須本店　　小島　陽介

KIMBER KABLE PBJ/1.0m　中古売価11,000円前後（定価25,000円） KIMBER KABLE TONIK/1.0m　中古売価9,500円前後（定価16,000円）拠り線（ブレイド）構造といえばキンバーケーブル。ぱっと見は定価2万前後とは思えないほど安っぽくて自作臭満点の佇まいですが、出てくる音とのギャップがスゴイです。音の躍動感が素晴らしくかつ明瞭なサウンド。音のディテールが…とかいう話はその後で、とにかく音楽が生き生きするのが特長的。見た目で結構騙されてしまうケーブルの代表格です。
Belden 8412/1.0m　中古売価2,800円前後定期的に入荷するベルデンのモニターケーブル。入荷の度にすぐに売約になってまうという人気っぷり。どっしりとした中低音と全域で力強さを伴った音質が結構病みつきになります。YAMAHAのNS-1000Mなど中高域が強く出る傾向にあるモニタースピーカーとの組み合わせに結構オススメ。か細かった音が一変、肉質を伴ったサウンドに変わります。このケーブル、果たしてケーブルが良いのか？それともノイトリック製のRCAプラグが良いのか？はたまた相乗効果なのか？も気になるところです。
	THORENS RCAケーブル/1.0m　中古売価7,500円前後このメルマガのテーマになるきっかけになったケーブルがこのRCAケーブル。正規の型番は「SAC」と呼ばれているようで「THORENS」とは書いてあるものの、MADE IN WEST GERMANYとも書かれているのでおそらくMONITOR PC製のケーブルでないかと思うのですが、とにかくこれの音が良い。比較的骨格のしっかりした全域で厚みの伴った音ながら、いい具合に角が取れていて聴きやすい。それでいながら倍音の表現が上手い。フォノ系の結線には抜群に良く、デジタル機器で接続すれば少しアナログ調になって聴きやすいのに聴きごたえもある音になります。
TARA LABS Prism800i-8N/1.0m 中古売価5,000円前後（定価10,000円）この価格で導体に8N銅を使用しているという、オルトフォンもびっくりのハイコストパフォーマンスモデル。導体の良さもさることながら、音作りも通好みの個性派サウンド。粒立ちの細やかさに加え、全体に暖色系の音色で西海岸（オレゴン州）雰囲気を感じさせます。同じ西海岸でハイブリッドアンプで有名なカウンターポイント（カリフォルニア州）の音の傾向に近いものがあります。アメリカのケーブルブランドといえばカルダスやワイヤーワールドといったブランドのハイファイ志向の音作りが有名ですが、このTARA LABSは楽音志向で肩肘張らずに聴ける音作りなので個人的に好みのブランドです。知名度の高さに比例してか、上記のケーブルに比べるとTARA LABSのケーブルそのものの入荷率が低いのが難点ですが、一度は使ってみてほしいケーブルの1つです。
	MOGAMI NEGLEX 2803PP10　中古売価11,000円前後（定価18,200円）ここまで国産ケーブルが1本もないのは寂しいので…1つ挙げさせてもらいました。これを見たら1000円の汎用のラインケーブルが高級ケーブルに見えてしまうほどに究極の凡庸デザイン。けれども出てくる音はまるで純A級クラスのパワーアンプのような、密度感と骨格がしっかりある充実の音質。レンジが広い訳ではないものの、耳に聞こえる帯域の音をとにかくしっかり押し込んだような、素晴らしい音です。このモールド成形プラグの付いたメーカー完成品のケーブルは、輪をかけて人気が高いです。

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秋葉原店

〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-12清和ビル1F　3F (03)5818-4751

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〒556-0005 大阪市浪速区日本橋 4-6-9 (06)4396-7611

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高いケーブルは「太い、硬い、重い」が当たり前（？）。取り回しといった使い勝手は二の次なのはいただけない。取り回しが良くてさほど高くないのに、素晴らしくいい音のするケーブルが無いものか…ありました。ここ一年で印象に残った、見た目普通で良い音するなぁと感じたラインケーブルを独断と偏見でピックアップしてみたいと思います。大須本店　　小島　陽介

KIMBER KABLE PBJ/1.0m　中古売価11,000円前後（定価25,000円） KIMBER KABLE TONIK/1.0m　中古売価9,500円前後（定価16,000円）拠り線（ブレイド）構造といえばキンバーケーブル。ぱっと見は定価2万前後とは思えないほど安っぽくて自作臭満点の佇まいですが、出てくる音とのギャップがスゴイです。音の躍動感が素晴らしくかつ明瞭なサウンド。音のディテールが…とかいう話はその後で、とにかく音楽が生き生きするのが特長的。見た目で結構騙されてしまうケーブルの代表格です。
Belden 8412/1.0m　中古売価2,800円前後定期的に入荷するベルデンのモニターケーブル。入荷の度にすぐに売約になってまうという人気っぷり。どっしりとした中低音と全域で力強さを伴った音質が結構病みつきになります。YAMAHAのNS-1000Mなど中高域が強く出る傾向にあるモニタースピーカーとの組み合わせに結構オススメ。か細かった音が一変、肉質を伴ったサウンドに変わります。このケーブル、果たしてケーブルが良いのか？それともノイトリック製のRCAプラグが良いのか？はたまた相乗効果なのか？も気になるところです。
	THORENS RCAケーブル/1.0m　中古売価7,500円前後このメルマガのテーマになるきっかけになったケーブルがこのRCAケーブル。正規の型番は「SAC」と呼ばれているようで「THORENS」とは書いてあるものの、MADE IN WEST GERMANYとも書かれているのでおそらくMONITOR PC製のケーブルでないかと思うのですが、とにかくこれの音が良い。比較的骨格のしっかりした全域で厚みの伴った音ながら、いい具合に角が取れていて聴きやすい。それでいながら倍音の表現が上手い。フォノ系の結線には抜群に良く、デジタル機器で接続すれば少しアナログ調になって聴きやすいのに聴きごたえもある音になります。
TARA LABS Prism800i-8N/1.0m 中古売価5,000円前後（定価10,000円）この価格で導体に8N銅を使用しているという、オルトフォンもびっくりのハイコストパフォーマンスモデル。導体の良さもさることながら、音作りも通好みの個性派サウンド。粒立ちの細やかさに加え、全体に暖色系の音色で西海岸（オレゴン州）雰囲気を感じさせます。同じ西海岸でハイブリッドアンプで有名なカウンターポイント（カリフォルニア州）の音の傾向に近いものがあります。アメリカのケーブルブランドといえばカルダスやワイヤーワールドといったブランドのハイファイ志向の音作りが有名ですが、このTARA LABSは楽音志向で肩肘張らずに聴ける音作りなので個人的に好みのブランドです。知名度の高さに比例してか、上記のケーブルに比べるとTARA LABSのケーブルそのものの入荷率が低いのが難点ですが、一度は使ってみてほしいケーブルの1つです。
	MOGAMI NEGLEX 2803PP10　中古売価11,000円前後（定価18,200円）ここまで国産ケーブルが1本もないのは寂しいので…1つ挙げさせてもらいました。これを見たら1000円の汎用のラインケーブルが高級ケーブルに見えてしまうほどに究極の凡庸デザイン。けれども出てくる音はまるで純A級クラスのパワーアンプのような、密度感と骨格がしっかりある充実の音質。レンジが広い訳ではないものの、耳に聞こえる帯域の音をとにかくしっかり押し込んだような、素晴らしい音です。このモールド成形プラグの付いたメーカー完成品のケーブルは、輪をかけて人気が高いです。

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