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懐かしい青春時代の歌謡曲・アイドルを求めて第２８回『夏木マリ』音楽魂タイトル宮崎駿アニメ｢千と千尋の神隠し｣の湯婆婆(ゆばーば）の声は、｢夏木マリ｣でした。
歌手・夏木マリは、１９７３年６月１５日｢絹の靴下｣でレコードデビューしました。芸名は、夏の６月デビューしたことから｢夏木マリ｣決まったそうです。｢間違いはあの時生まれた….｣と色っぽい声で男を誘う歌詞に世の男性は魅了されました。男性雑誌でも、その魅力的な水着姿を披露しています。１９７３年１１月１０日セカンドシングル｢裸足の女王｣、１９７４年３月１０日サードシングル｢お手やらかに｣、１９７４年４月２５日｢裸の青春｣、１９７４年６月２５日｢夏のせいかしら｣とお色気路線をまっしぐらに推し進め歌手・夏木マリはトップに上りつめました。
	女優としての夏木マリは、映画・舞台・テレビと幅広く活躍しています。映画では、｢男はつらいよ｣の泉の母役で何回も出演しています。｢鬼龍院花子の生涯｣、｢里見八犬伝｣にも出演しています。声優としては、宮崎駿アニメ｢千と千尋の神隠し｣の湯婆婆(ゆばーば）の声で有名になりましたね。舞台では、｢ハムレット｣｢レ・ミゼラブル｣｢アニー｣に出演しています。テレビでは、ドラマで｢Ｇメン’７５｣、松嶋菜々子がヒロイン役で出演していたＮＨＫ朝の連続ドラマ｢ひまわり｣、ＴＢＳ系｢ノブタをプロデュース｣、ＮＨＫ大河ドラマ｢義経｣に出演していました。テレビＣＭでも、活躍しています。2004年から明治チョコレート｢ショパン｣のテレビＣＭに出演し、意地悪そうなおねいさん役で味のある演技を見せています。今も尚、円熟した女性を演じている｢夏木マリ｣。息の長いアーティストです。
夏木マリがデビューした１９７３年を振り返ります。この年は、フォーク全盛の時代でした。あのねのね｢赤とんぼの唄｣、チューリップ｢心の旅｣、南こうせつとかぐや姫｢神田川｣、井上陽水｢夢の中へ｣が次々と発売され、ヒットしていました。事件では、８月８日、韓国の反体制で韓国次期大統領候補の金大中（キンダイチュウ）が東京のホテルから突然いなくなり、大騒ぎになりました。８月１３日、ソウルの自宅前で無事に現れました。韓国ＫＧＢが起した拉致事件でした。テレビ・ラジオ・新聞で大きく取り上げられました。
	１９７３年のオーディオをひも解いてみます。ラックスマンのプリメインアンプ「L-507」が￥98000円で、発売されました。メインアンプ部は、全段直結ピュア・コンプリメンタリ方式で50W+50W出力。プリアンプ部に3段直結回路イコライザー採用。ローノイズトランジスタ採用でＳＮを良くし、マイラ・コンデンサやタンタル・コンデンサを採用してスイッチ時のノイズを抑えています。当時のLUXサウンドの最高峰のアンプでした。（写真は、過去データベースより）
ここで読者のみなさんにも青春の思い出に浸っていただこうかと思い、夏木マリ「絹の靴下」か「お手やらかに」のシングルレコードを１枚ずつをプレゼントします。応募方法は、住所、氏名、年齢、性別、このメルマガの感想や青春の想い出の一曲を書いて、メールの件名に「夏木マリ・絹の靴下希望」か「夏木マリ・お手やらかに希望」と書いて、電子メールにて、ご応募ください。メールアドレスは、 otodama2006@yahoo.co.jp 締め切りは、７月５日。ご応募お待ちしています。感想だけも受付けていますので、お送りください。

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