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otodama

008/4/18 懐かしい青春時代の歌謡曲・アイドルを求めて第58回『藤圭子』音楽魂タイトル平成歌姫｢宇多田ヒカル｣の母、演歌のアイドル｢藤圭子｣を紹介します。
今の若者にとっては、｢宇田ヒカル｣の母として有名ですが、４０代、５０代にとっては、｢演歌のアイドル・藤圭子｣で思い出があるでしょう。藤圭子は、１９５１年７月、岩手県一関市で生まれ、北海道旭川市で育ちました。幼いころから浪曲家の両親といっしょに旅廻りをしていたそうです。小学4年から人前で唄うようになり、１９６８年２月の札幌雪祭りのステージでレコード会社にスカウトされました。１９６９年９月２５日｢新宿の女｣でレコードデビューを果たしました。１９７０年３月５日ファーストアルバム｢新宿の女｣を発売しました。このアルバムは、オリコンアルバムチャートの２０週連続１位を獲得しました。続いて１９７０年８月に発売されたセカンドアルバム｢女のブルース｣はオリコンアルバムチャート連続１７週１位を獲得し、連続３７週、藤圭子が独占しました。１９７０年４月シングル｢圭子の夢は夜開く｣を発売しました。｢♪赤く咲くのは　けしの花　白く咲くのは　百合の花　・・・・　夢は夜ひらく　　１５，１６，１７と私の人生暗かった。・・・・・夢は夜開く｣当時、学生紛争の真っ只中でした。暗い世相を反映してか、この曲が大ヒットしました。１９７０年７月２５日にシングル｢命預けます｣を発売しました。１９７０年１２月、｢命預けます｣で日本レコード大賞大衆賞を受賞しています。この年のNHK紅白歌合戦に｢圭子の夢は夜ひらく｣で初出場を果たしました。
	その後も、１９７１年２月５日シングル「さいはての女」、１９７２年１月２５日シングル「京都から博多まで」、１９７２年５月２５日シングル「別れの旅」、１９７２年９月２５日シングル「花は流れて」などを順調に発売しています。１８７１年、クールファイブの前川清と結婚しましたが、１９７２年には、離婚してしまいました。１９７４年、喉のポリープで手術をしています。その後は、想ったようなハスキーボイスが出ないので、悩んだそうです。１０周年を迎えた１９７９年１２月２６日、新宿コマ劇場で｢さよなら藤圭子｣公演を最後に、引退しました。その後、アメリカに渡り、アメリカで愛娘｢ヒカル｣を出産しました。藤圭子の歌魂は、｢宇多田ヒカル｣に姿を変えて、また、日本の音楽シーンをあっと言わせています。
藤圭子がデビューした１９６９年を振り返ります。レコード大賞は、佐良直美の｢いいじゃないの幸せならば｣でした。この年は、UCC上島珈琲が、瓶詰めのコーヒー牛乳からヒントを得て日本初のミルク入り缶コーヒー『UCCコーヒーミルク入り』を発売しました。当時は、コーヒーと言えば、喫茶店に入って飲むか、売店で瓶入りのコーヒー牛乳を飲むかでした。缶コーヒーのメリットは、暖めてもいいし、冷やしてもいいところです。その手軽さが受けてました。自動販売機も開発され、いまでは、数限りない缶コーヒーが、自動販売機やコンビで季節を問わず販売されています。
	１９６９年のオーディオを紹介します。ソニーからＦＭチューナー「ST-5000F」が９８，０００円で発売されました。低雑音ＦＥＴと５連バリコンによる高性能フロントエンドを実現していました。ソリッドステートフィルター８素子による驚異的選択度と歪率０．２％、セパレーション４０dBを実現しました。入力レベルメーターとチューニングメーターが装備されていました。ソニーらしい名器でした。
ここで読者のみなさんにも青春の思い出に浸っていただこうかと思い、藤圭子「圭子の夢は夜開く」か「夢は夜ひらく」のシングルレコード１枚ずつをプレゼントします。応募方法は、住所、氏名、年齢、性別、このメルマガの感想や青春の想い出の一曲を書いて、メールの件名に「藤圭子・圭子の夢は夜開く希望」か「藤圭子・夢は夜ひらく希望」と書いて、電子メールにて、ご応募ください。メールアドレスは、 otodama2006@yahoo.co.jp 締め切りは、4月24日。ご応募お待ちしています。感想だけでも受付けていますので、お送りください。

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