◆メルマガ読者限定レコードセット半額キャンペーン◆ |
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みなさま、こんにちは。メルマガ編集担当の横井です。 なんとも暑いですね。この猛暑の中、「首からタオル」必須のあの倉庫で今日も汗だくで新たなレコードセット組みを行っているスタッフの労に報いるためにも、今週も「掘り出し」ます! メルマガ編集担当による独断と偏見に満ち満ちた掘り出し企画「倉庫の青箱ここ掘れワンワン!」 掘り出したレコードセットは次週のメルマガ配信の前日まで半額でご提供します。 ご注文の際には末尾に記した合言葉をお忘れなく。 |
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今週の掘り出しレコードセットはこちら↓ (画像はセット内容の一部です) |
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今週はシンプルに生誕100年に焦点を当ててみることにしました。1920年大正9年に生まれた音楽家の作品を掘ります。ヒットはしたものの在庫が少ないセットがほとんどでしたので、「残りわずか」をできる限り掘り出します。 |
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○ラインホルト・バルヒェット○ |
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1920年生まれにはヴァイオリニストが多くヒットしました。日本人でも天才少女と言われた諏訪根自子がいます。ハイファイ堂には10年以上前に1点のみ在庫しましたが、すぐに売れてしまったようです。 バルヒェットはドイツのシュトゥットガルト生まれ。戦後はシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターを1952年まで務めました。室内楽を中心とした良質な録音はマニアの注目度も大変高いということです。端正で奥深い美しさを湛えた音楽性は、苛烈を極めた戦時、戦後のドイツにおける環境が育んだものと言われています。1962年に初来日しましたが、同年に41歳の若さで急逝しました。 世界がコロナ禍にうち沈むいまこそ、バルヒェットの紡いだ音の軌跡を辿ってみたいです。 現在、ハイファイ堂の在庫はバッハの「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ」2枚の1セットのみです。チェンバロは1922年パリ生まれのロベール・ヴェイロン=ラクロワ。 |
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○アイザック・スターン○ |
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スターンの生誕100年を記念して7月にリリースされたCDBOXセットのコピーには「20世紀後半の音楽界の屋台骨を支えた大ヴァイオリニストにして未曽有の音楽家」とあります。明るい音色と華やかなテクニックが特徴で、バルヒェットとはずいぶん対象的なのは、世界が混迷を極めた時代にあって、幼少期にウクライナからアメリカ・サンフランシスコに移住し、早くから才能をいかんなく開花させうる幸運な環境にあったことも大きいでしょう。 後進の育成にも力を注ぎ、老朽化で取り壊しの危機にあったカーネギー・ホールの救いの主でもあります。日本とも深い親交がありました。まさに音楽界の偉大な父といった存在ですね。CDBOXを大人買いしようとも、絶対にレコードで持っておきたいアーティストのひとりです。 在庫は6セットのみ。お得な14枚組みセット(売価5000円)もまだあります! |
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○アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ○ |
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イタリア・ミラノの東方ブレシア地方出身で、ウィキペディアの「アッシジの聖フランチェスコの末裔と自称していた」という記述に目が止まってしまいました。アルフレッド・コルトーから「リストの再来」と呼ばれ、ポリーニやアルゲリッチを指導したと聞くと、それだけですごいですが、卓抜したテクニックに加え完璧主義だったために度々演奏会をドタキャンし「キャンセル魔」の異名をもつなど、伝説には事欠きません。ウィキペディアにもたくさん書き込みされていて、真偽のほどはともかく、ちょっと読んでいるだけでもかなりクセのある面白い人物だったかと推察。 全盛期にはおそろしいほどミスがなかったという完璧な演奏で、完璧主義ゆえに録音嫌いでもあったそうです。ただ1970年以降はグラモフォンから多数リリースされました。 鍵盤に指が触れた時の衝撃音さえ雑音として限りなくゼロにすることにこだわったという、純水のような演奏をぜひ聴いてみたいものです。 残り4セットです。 |
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○ヴァーツラフ・ノイマン○ |
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プラハ生まれ、プラハ音楽院でヴィオラと指揮を学びました。チェコフィルハーモニー管弦楽団・スメタナ四重奏団のヴィオラ奏者でしたが、1947年当時首席指揮者であったクーベリックが急病のため代役として指揮デビュー。以後指揮者に専念し、クーベリックや他の音楽家同様、内政の動乱に翻弄されながらも1968年から22年間の長きにわたり首席指揮者としてチェコフィルを率いました。国外では特に自国の作曲家を取り上げることが多く、マーラーの交響曲全曲録音にも2度にわたり挑みました(2度目の完成前に逝去)。おおらかで格調高い演奏に定評があります。 ノイマンは2セットのみ在庫あります。 |
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○チャーリー・パーカー○ |
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34歳の若さでこの世を去った偉大な「モダン・ジャズ(ビバップ)の父」、バード。この人についてオーディオファンに多くを語る必要はないでしょう。 絶大な人気があるのでレコードセットの在庫は意外に少ないですよ。お早めに。 |
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○アルフレッド・ハウゼ○ |
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これまでご紹介したアーティストとは違って、レコード・ジャケットにはなぜか演奏家ご本人の姿ではなく、美しい女性モデルの写真が多数起用されています。サンプル画像のように表ジャケットにご本人が写っているものは珍しいです。 アルフレッド・ハウゼ楽団はコンチネンタル・タンゴの演奏楽団。日本でタンゴといえば戦前から幾度となく流行の波があり、ダンス音楽のみならず歌謡曲にも取り入れられ、すっかり日本の音楽文化に溶け込んでいましたから、受け入れの素地は整っていました。1965年の初来日以来、たちまち多くのファンを魅了しました。当時、魅惑的なジャケットデザインにしたのも軽音楽・ムード音楽というイメージを売りにしていたのでしょう。 楽団設立者のハウゼ氏はすでに逝去されましたが、アルフレッド・ハウゼ楽団は現在でも来訪し演奏活動を行なっています。今年の公演は残念ながらキャンセルになってしまいました。 在庫は7セット。 |
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1920年生まれの邦人では、森光子、三船敏郎、ミヤコ蝶々、藤山一郎、などなどビックネームが続きますが、残念ながらレコードセットの在庫は掘り当てられませんでした。古いもので特に女性アーティストとなると、人気があるのでセットにしてもすぐに売り切れとなってしまうようです。 |
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○小泉今日子○ |
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今週の掘り出しに邦人がひとつもないというのも寂しいので、生誕100年とはなんの関係もなく、一人選んでみました。 ラジオからたまたま流れてきました「渚のハイカラ人魚」(たった今まで「ハイカラ人形」だと思っていました)......はじけまくるキョンキョンの歌声は聴いてるだけで若返りそう。ぜひ多くの方のお手元に。 |
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以上の掘り出しセットをホームページに表示されたセット価格の半額にて販売いたします。セットは複数あります。セットによってはたくさんあるものも、あとわずかのものもあります。何セットご注文してもOKです。 ※対象商品をご注文の際、注文フォームの「ご意見、ご要望等」の欄に合言葉「メルマガ863」を入力してください。 ※半額セールの有効期間は次週のメルマガ配信前日まで。 |