ジョー・ロバーノNONET / On This Day At The Vangurd ジョー・ロバーノ(ts)、スティーヴ・スレイグル(as)、ジョージ・ガーゾン&ラルフ・ララマ(ts)、スコット・ロビンソン(bs)、バリー・ライズ(tp)、ラリー・ファレル(tb)、ジョン・ヒックス(p)、デニス・アーウィン(b)、ルイシュ・ナッシュ(ds)。2002.9.29 Live At Village Vanguard,NY NONETだから9人で演奏を繰り広げるわけだが、あの狭いClubにメンバーと観客が密接した中でのLIVEだから、それこそ、汗、つばき、等も音楽と一緒に体感できるわけだ。なんと素晴らしい。ヴィレッジ・ヴァンガードはNYでも老舗的存在のJazz Club.とてもLive重視で、写真撮影はダメ。とにかく演奏を真面目に愉しむお客様が多いようだ。
話が横道にそれてしまった。ジョー・ロバーノのこのCDはいつもお世話になってるJazzの専門店ミムラさんにわざわざ輸入して頂きました。な〜んか古き良き時代にワープして、ステップでも踏みたくなる“Focus”ホーンセクション、ピアノ、ベース、ドラムスが甘く柔らかい音色なのよ。“Good Bait”はこれまたいいのよ。表情を変えず淡々と演奏する名ドラマールイシュ・ナッシュがメンバーに良い触発を与えながらどんどん引っ張って、全体をまとめ上げてる。キレがあって、決めがある。ジョン・ヒックスのピアノソロも軽快。ジョー・ロバーノが演奏後にメンバー紹介してるのですが、ルイス・ナッシュの時が一番拍手が多かった。納得。両手に両足を使うこの楽器は興味あるなぁ。しかし、ドラマーってどんな神経構造の持ち主なのだろうか。おまけにセンスもいるんだよな。彼のリーダー作"It Don't Mean A Thing"スイングしなけりゃ意味ないね。というタイトルCDはいいよ〜。是非聴いてみて。愉快な気分になりたい人、CDゲットして確かめてみてください。応募お待ちしています。(^^)