カプのおすすめCD タケヒサ・タナカ・トリオ 「アイ・ハヴ・ビーン・ボーン」 田中武久(p)、中山良一(b)、東原力哉(ds) 2006年 音源1979年製作LP盤 曲目 Witched (魅惑) If I had Only Known (若さのせい) Come Into St. James Tonight I Have Been Born Wind-up Toy (ぜんまい仕掛けの人形) When I was At Aso (想い出の阿蘇山) ジャズクラブSt.James http://www7.ocn.ne.jp/~st-james/menu/menu.html 音源提供 TOP RANK http://www16.ocn.ne.jp/~toprank/
さて、St. James30周年記念として再発されたこのCDの音源であるLPは亡エルビン・ジョーンズも絶賛されたそうです。マスター・テープが残っていないのでLP盤から再録音したというアルバムにはレコード盤のノイズまで復刻されております。6曲中4曲は田中氏の作品。スターティングの"Witched"は哀愁漂うヨーロッパの香りを醸し出しながらも三者が鼓舞し合う情熱に満ち溢れた作品。ベースがえらい効いてます。"I Had Only Known"メロディアスな流れが静寂から動へ。そして穏やかな世界へといざなう。ドラムスとベースが隠し味を上手く施しています。"When I was At Aso"東原氏が奏でるドラムスの閃光、叙情豊かな田中氏のピアノと中山氏のベース・キープとが融合したゴージャスな作品。"Come Into St.James Tonight"はライヴ感を上手く活用した愉しいRocoさんの作品。田中氏のウエルカム精神がよく表れています。アルバムのタイトル曲である"I have Been Born"精力的な三位一体の作品。この頃の田中氏の演奏は、ジャズドラマー大坂昌彦氏がおっしゃっていた「洒脱」「達観」さに関してはどうなんだろう。たくさんのプレゼント応募お待ちしております。(^^)