清水武志さんは「実は熱いロック・スピリットを胸にこのゆる〜い“ニューミュージック系ジャズ”を発信し続けるのです。」とおっしゃっています。本作品はすべて彼のオリジナル曲で制作され、作曲した時に背景となるストーリーがあったものだそうです。確かに8)” Gap “ ではフェンダーローズの音色とホーン・セクションがレイジーなパフォーマンスで程よい感じで流れます。9)「春の砦」は清水さんと親交のある作家・藤森益弘氏の小説をイメージしたものだそうです。6)” Little One “ はカリプソ調の心地良い作品です。近畿在住の方ならば親近感が湧くタイトル2)「KEY NOTE(紀伊の音)」3)「天王寺」は清水さん曰く「エレジー」だそうです。哀愁漂うトランペット、サックスが良い味わいを出しています。若い頃、徒歩で天王寺まで行ったcappuccinoは甘党の店「まえだ」のわらび餅とソフトクリームがとても懐かしいです。ベースがよく響いている4)” Barbara “ は送別会に向かう時に作ったそうで、優美なピアノタッチ、ドラムスのマレット、ホーンがセンティメンタルな楽曲に仕上げています。ジャンルに拘らず、演奏活動をされているのでHPでチェックして足を運んでみては如何でしょうか? http://followfukano.com/ とても聞きやすいアルバムになっております。ご試聴ご希望の方は店頭スタッフにご遠慮なくお申しつけ下さい。お待ちしております。(^^)