カプのおすすめCD The Horace Silver Quintet 「Song For My Father」 Horace Silver(p)、Blue Mitchell(tp on3,6) 、Carmell Jones (tp)、Gene Taylor(b on3,6)、Joe Henderson(t-sax)、Junior Cook(t-sax on3,6))、Lex Humphries(ds)、Roger Humphries(ds)、Roy Brooks(ds. on3,6)、Teddy Smith(b)、 1963.10.31 & 1964.10.26 the VanGelder Studio, New Jersey録音 曲名 1)Song For My Father 2)The Natives Are Restless Tonight 3)Calcutta Cutie 4)Que Pasa 5)Kicker 6)Lonely Woman 7)Sanctimonious Sam - (Bonus Track) 8)Que Pasa - (Trio Version) 9)Sighin' And Cryin' * - (Bonus Track) 10)Silver Threads Among My Soul - (Bonus Track)
1)” Song For My Father “ 、7)Sanctimonious Sam - (Bonus Track) はラテン色を帯びつつ、ダークでソウルフルなパフォームです。前者は洋楽ファンならばあれ?と思われた方が多いはず・・・。そうです!スティーリー・ダンの「リキの電話番号」です。シルバー特有のベース・ラインと弾力に富むプレイ・スタイルが印象深いですよね。Cappuccinoが気に入ったのは2)” The Natives Are Restless Tonight “、5)” Kicker “ です。ドラムスのビートが効いたドライブ感が爽快です。前者は秀逸なドラムスのキックとスティック捌きをバックにホーン・セクション、重厚なベースが融合します。トランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムスへと移行して、其々の白熱した高速ソロ演奏でも魅了します。3)” Calcutta Cutie “ はアーシーさと軽快さをミックスされたエキゾチックな楽曲です。シルバーの不思議なピアノ・パフォームとドラムスのマレット、パーカッションが妖艶な世界を紡ぎ出します。どこかノスタルジックな印象を受けます。6)” Lonely Woman “ 9)” Sighin' And Cryin' “ ではベースとピアノをフューチャーしていて、ブルージーな味わいを醸し出します。8)” Que Pasa “ は4)” Que Pasa “ のトリオ・ヴァージョンです。ドラムスのハンド・パフォーマンスが楽しめますよ。思わず、体がスイングします。