まあ、アルバムを聴いてください。「天は二物を与えず」という言葉を抹消したい気持ちに駆られます。そうです、大坂さんは優秀なドラマーだけでなく作曲・アレンジメントも手がけます。“タイトル曲の“Walkin' Down Lexington”は上手く力を抜いたキム・ナザリアンの(Vo)、フィル・ウッズの(As)が(Ds)、(P)、(B)と調和してリラックスして聴けます。どちらかというと、Jazzより洋楽の方が得意なcappuccinoの興味を引いたのが大坂さんのアレンジ。カーペンターズの“Close To You”、スティングの”English Man In NY”、ライチャス・ブラザース“Unchaned Melody”どう料理されるのか聴いてみてね。 驚いたのが“Love”ベルベットヴォイスと称されるナット・キングコールのスウィンギーな歌唱で有名ですが、大坂さんのアレンジメントはめちゃくちゃアップ・テンポ。 半端な速度じゃないよ。メトロノームが壊れるんじゃないかと思うぐらい。マルグリューのピアノ、グロスのサックスも大坂さんのドラミングも早業。一度、LIVEで鑑賞したいものです。大坂さん、是非お願いします。 Jazzは分からん、難しいとおっしゃる人にも聴いて頂きたい1枚です。是非、応募してゲットしてくださいませ〜。 では、来週もお楽しみに!